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インターナビのスマート地図更新で新東名高速道路のデータが即日配信

 インターナビスマート地図更新サービスで、2012/4/14に開通した新東名高速道路のデータが開通と同時に即日配信された。
 我が家のインサイト(ZE2)のインターナビは、2012年2月の初回車検の際、無償のスマート全地図更新で2011年7月提供開始のVer.14.09に、さらには新規道路配信でVer.14.09.02にアップデートされている状態からの更新となる。

【参考】

internavi情報に「新規道路データ」の表示


 internavi情報の画面に「新規道路データ」の表示が現れた。配信の準備は出来ている模様。

新東名高速道路のデータがインターナビに配信


 さっそく、配信内容から新東名高速道路の情報を確認してみる。間違いなく、2012/4/14に開通した御殿場JCT~三ケ日JCT間の161.9km分が更新される。

2012年4月版の更新データは5,320パケット


 今回の配信は、新東名高速道路の他、東京ゲートブリッジ(江東区中央防波堤外側埋立地~江東区若洲)、三遠南信自動車道(鳳来峡IC~浜松いなさJCT)のあわせて3路線。、Ver.14.09.02からの差分は5,320パケットであった。

地図バージョンはVer.14.09.03


 更新にかかった時間は、再起動を含めても6~7分程度。
 念のため、地図バージョンを確認するとVer.14.09.03に更新されていた。

 それにしても、開通と同時にオンラインでカーナビの地図が更新できるとは便利な時代になったものだ。
 しかし、インターナビの更新内容を他社の通信カーナビの地図更新サービスと比較してみると、3月に開通した能越自動車道(灘浦IC~氷見北IC)や紀勢自動車道(紀北海山IC~尾鷲北IC)、圏央道(高尾山IC~八王子JCT)などが反映されていないなど、明らかに更新内容が見劣りしている。

長距離ドライブする際に多くの方にメリットのある路線を選択


 ホンダはインターナビのWebサイトのQ&Aの中で新規道路配信の考え方を次のように記している。高速道路を中心に、長距離ドライブする際に多くの方にメリットのある路線を選択して、配信しております。

 私はこの考え方には全く同意できない。
 一部の大都市を除いて車は日常の足であり、数ヶ月に1度利用するかどうか分からない道路の情報よりも毎日の生活を変える地域の道路開通の情報が反映されることが重要である。日々インターナビに走行データを蓄積しているのはこうした利用者であることは言うまでもないだろう。せめて、高速自動車国道と自動車専用道路のうち一般国道くらいはスマート地図更新で配信することはできないものだろうか。
 いちはやくリンクアップフリーによる通信費無料のサービスや定額通信サービスを採用したインターナビには、今後もサービス内容の充実を期待している。


【参考】

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