gooブログ「曇りのち晴れ」

たべもの歳時記

俳句たべものダイアリー二0一八年一月

一月 一日(月)晴 お節開け今年はじめの朝が来る(お節)
一月 二日(火)晴 数の子の小鉢平らげ福来る(数の子)
一月 三日(水)晴 青空の開き目出度く屠蘇の朝(屠蘇)
一月 四日(木)晴 重箱の隅のきんとん栗のあと(きんとん)
一月 五日(金)曇 故郷の幅海苔をかけ雑煮自慢(雑煮)
一月 六日(土)晴 喰積みを喰い尽くしてのはや六日(喰積み)
一月 七日(日)晴(七草) 七草の粥の支度を陽の守る(七草)
一月 八日(月)晴(成人の日) 数の子の少し塩っぱく酒進む(数の子)
一月 九日(火)雨/曇 すずしろ菜江戸っ子好み節句籠(すずしろ菜)
一月 十日(水)晴 黒潮に揉まれ伊勢海老朝の椀(伊勢海老)
一月一一日(木)晴 今朝の空地より若菜を呼び起こす(若菜)
一月一二日(金)晴 金目鯛ビックリしたよに愛らしく(金目鯛)
一月一三日(土)晴 湯けむりの朝の海へと粥柱(粥柱)
一月一四日(日)晴 金目鯛土産のひらき保冷剤(金目鯛)
一月一五日(月)晴(小正月) 金目鯛紅く陽の出る水平線(金目鯛)
一月一六日(火)晴 ぶっかけの鯛めし目出度く桜鯛(桜鯛)
一月一七日(水)晴 寒鰤を焦がさずに焼け朝の内(寒鰤)
一月十八日(木)晴 芋がしら残るキッチン朝の内(芋がしら)
一月十九日(金)晴 寒の水珈琲の味の良く(寒の水)
一月二十日(土)曇/晴(大寒) 辛口の酒には美味と寒鰊(寒鰊)
一月二一日(日)晴 熱々のホットコーヒー寒の朝(ホットコーヒー)
一月二二日(月)曇/雪 昆布だけの湯豆腐に胃の腑を休め(昆布)
一月二三日(火)晴 蜜柑剥く当たり前の事なのか(蜜柑)
一月二四日(水)晴 良し悪しのいつかなくなり納豆汁(納豆汁)
一月二五日(木)晴 肉まんの種類豊富な中華まん(中華まん)
一月二六日(金)晴 水餅を粥に煮炊けば明けはじめ(水餅)
一月二七日(土)晴 掘っても掘っても蒟蒻問答何のため(蒟蒻)
一月二八日(日)曇 年の餅お焦げを隠し海苔で巻く(年の餅)
一月二九日(月)晴 寒鰤の旨みに経たる名を数え(寒鰤)
一月三十日(火)晴 無駄骨と言われるけれど田作り炒る(田作り)
一月三一日(水)晴 雪海苔を刻み昼餉の蕎麦にかけ(雪海苔)

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