北線の風

廃貨車探訪 国鉄テキ200形テキ218




秩父太平洋セメントの工場内で台車付きのまま倉庫利用されているテキ200形のテキ218。

テキ200形はテキ100形やワキ800形と同じ袋詰めセメント輸送用の貨車で日本車輌で昭和41年と昭和43年にそれぞれ10両ずつ計20両が製造され1988年まで活躍。
テキ100形は秩父鉄道の所有ですがこのテキ200形は国鉄籍の私有貨車となるのが特徴。車体はワキに近い見た目ですが若干車高が低く編成の中ではテキ100形と共に目立つ存在です。
引退後はこのテキ218のように太平洋セメント(旧チチブセメント)の工場内で倉庫利用されている個体が多く民間に払い下げられたであろう個体はあまり見かけません。


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