まるにもクリスマスプレゼント

先週末から小学校も休みになり、三人の孫たちは朝から私たちの家に来るようになりました。

先日、私がウォーキングに行くとき、ツブとミニが着いてきました。
ミニとは、ずっと一緒に歩いているのですが、ツブも参加の三人のウォーキングは初めてでした。

ツブは、いつもの川に出ると、
「うぁ～！きれい！」
と、叫びました。

朝の相模川は、キラキラ輝いてきれいです。
「ババの家から川までって、こんなに近いんだね。川がこんなにきれいだとは、思わなかった！」
と、盛んに感動していました。

ミニは、ツブが一緒なので、いつもより余計に寄り道が多く、大きな石に登ったりタイヤに登ったりで、ウォーキングというより、のんびり歩く散歩になりました。

この日は、クリスマスが終わって最初の日だったので、ミニとツブの話はクリスマスプレゼントの話ばかりでした。
二人ともちゃんと希望したものが来たと言っていました。
私は、てっきり枕もとにプレゼントが置かれているのだと思っていたのですが、そうではなくて、クリスマスツリーのそばに置かれているんだそうです。

ツブは、プレゼントが気になってなかなか眠れず、やっと眠っても何度も途中で目を覚ましたと言います。
朝になって、ツリーがある部屋へ飛んで行ったところ、みんなのプレゼントが置かれていたそうです。
「まるのプレゼントもあったんだよ！」
と、言います。
聞けば、ツブが、まるのプレゼントもお願いしたんだそうです。
「カエルのおもちゃだったんだよ。まるもすっごく喜んでいたよ」
と、ツブとミニは言います。

朝、ツブは、学校の友達にばったり会って、クリスマスプレゼントの話をしたところ、
「友達はすっごく高いスパイクをお願いしたんだけど、来なかったんだって！」
と、言います。
「その子はサッカーをやっていて、欲しいスパイクがあったんだけど、高いからなかなか買ってもらえなくて、サンタさんにお願いしたんだけど、サンタさんも持ってきてくれなかったらしい。」
と。
「やっぱり、高すぎたのかなぁ。それとも、友達が良い子にしてなかったから、持ってきてもらえなかったのかなぁ。」
と、ツブはしきりにブツブツ言っていました。
「それで、プレゼントは何もなかったの？」
と聞くと、
「ＰＳＰが来たらしい。」
と言います。
ＰＳＰというのは、ゲーム機ですが、それも２～３万円するので、その友達が欲しがったスパイクというのは、どんだけ高額のものだったのだろうと思いました。

娘に
「まるにもサンタさんが来たんだって？」
と、聞くと、娘は口を尖らせて
「だって、しょうがないよ。ツブが”まるにピーピー鳴るおもちゃをお願いします”って、手紙を書いたから、用意しないわけにはいかなかった」
と。

カエルの目は速攻なくなってしまったそうです。