はーちゃんの気晴らし日記

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聞き分けの良い子

2016年01月14日 | ミニちゃん
私の三人の孫のうちミニは、三人目と言うせいか、私が子育てに参加することはありませんでした。
まめたろうやツブは、私が抱いたり寝かせたりしました。
娘が抱くより私が抱いたほうが、すんなり寝ることが多く、娘も完全にまめやツブを私に任せていた部分もあります。

でも、ミニに関しては、そういうことはなかった気がします。
いつも娘にべったりで、私は抱いた記憶がありません。
まめやツブは、悪いことをすれば、思いっきり怒ることもたびたびだし、時には手が出ることもありました。
最近はありませんが、小さい頃は、私も本気で叩くこともありました。
それだけ、自分も子育てに関与していたということだったと思います。
そういうことが一切なかったミニに関して、私は、自分の孫というより、親戚の子供的な感じを抱いてしまいます。
何か距離を感じてしまうんです。

ミニも遠慮があるのかもしれません。
娘が居ない状態で私の家に来ているときは、とにかく良い子です。
こんな小さな子が、こんなに聞き分けが良くて大丈夫なんだろうか?といつも思いました。
ミニが何かしたいという時、「これは後でしようね」というと素直に「うん」と頷きます。
「こういうことをしてはダメよ」と言うと、素直に言うことを聞きます。
とにかく、すべてに良い子すぎて、不安になるくらいでした。
娘がいると、自分の気持ちをストレートに出して、娘に要求をぶちまけるのですが、直接、私にわがままを言うことをありません。
その点、まめやツブは、私の言うことなど右から左、大声を出すこともたびたびで、それでも反発してくることすらあるので、上二人とミニは全然違います。

そんなミニでしたが、昨日久しぶりに我が家に来ました。
今年に入って、お正月に一度だけ年始の挨拶に来ましたが、それ以外は、昨年のクリスマス以来でした。

昨日は、まめのサッカースクールだったので、ツブと二人で私の家で留守番でした。
テレビを見ながら、絵を描いたりして遊んでいたのですが、突然、お菓子が食べたいと言いだしました。
ミニは、家でおやつを食べてから私の家に来ています。
そして、食の細いミニは、食事の前にお菓子を食べたりすると、実際の食事が入らなくなります。
それで、私は、お菓子は、夕飯後にあげるから、それまで我慢するように言いました。
すると、ミニは、駄々をこね始めました。
ちょっと意外でした。
今までは、何を言っても、素直に「うん」と言っていたのに、昨日は、
「イヤだ!今、食べる!」
と言います。
びっくりしながらも、
「今、お菓子を食べたら、夕飯が食べられなくなるから、今は止めておこうね」
と言いました。
すると、その途端、ミニは、床に寝そべって手足をバタバタさせて
「イヤだ!今、食べる!」
と言って、泣き出しました。

笑ってしまいました。
娘が居ない時に、ミニがそんな風に私に駄々をこねたのは初めてでした。
ミニが、泣き叫んでいる姿を見て、安堵し、笑いがこみ上げてきてました。
ミニも、だんだん本音が言えるようになってきたのかな?と思いました。
「眠いの?」
と言って抱き上げると、ミニは、黙って私に抱かれていました。
しばらくミニを抱きながらテレビを見ていましたが、その後は落ち着いたようで、一人でテレビを見ながら夕飯まで待ちました。

聞き分けの良い子だったミニが、本音を見せるようになったのかなと思いました。
良い子は、扱いが楽ではありますが、あまり良い子だと、心配になるものです。
そして、少し、ミニとの距離が縮まった気がしました。


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