愛娘が突然の発熱で保育園を帰されたのが、今週の火曜日。
発熱外来に行こうとしたら、PCR検査を受けてから来てくれと言われました。
小児科があって、PCR検査も受けられる病院って、もう手持ちが他になく、家内がネットで片端から電話するも、どこも断られる有様。
近所の総合病院も開院前から、PCR検査を受ける人で長い列が出来ており、それを見た家内が、あの列に並ぶのは、コロナ貰いに行くようなモノと言い出し、手詰まりに。
本来は従業員の家族を対象とはしていないのだけどと、会社が便宜を図ってPCR検査キット送ってくれました。
そんな中、図らずも家族揃って隔離生活。家族団欒で見るテレビは楽し。
バリューの真実という番組で、「高校生の怖い話」という特集をやっていました。
怖い話自体は、「あるある」くらいで大した話は出なかったのですが、「私が本当に体験した話」をみんなで楽しむ構造が楽しく、家族でワイワイ見ました。
いつものarikaさん「カランコロンの歌」。
怪談話の楽しさは、みんなが自分の怖い話を持ち寄って話すこと。
例えば、こんな感じで。
そんな愛娘が、怖い番組を見た翌日、在宅勤務中のパパのところにやって来て、自分のオリジナル怖い話を聞かせてくれました。
聞いて下さい。5歳の女の子の作品です。
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3階に誰もいない時は、クーラーを消します。だから、3階に誰もいない時は、暑くなっているはずなのに、みんなで、2階でお夕飯を食べている時に、トイレに行こうと、3階の階段の扉を開けたら、誰もいない筈の階段の上からひんやりした空気が降りてきました。
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おおーっ！キチンと怖いぞ！
さらにもう一つ披露してくれます。
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ママは3階の自分の部屋でお仕事をします。
ワタシが寂しいので、ママの部屋で、ママが仕事をしている後ろで、スマホで遊んでいました。スマホに熱中していると、ママがいなくなっていました。
どこに行ったのだろうと思っていると、どこかから、ワタシの名前を呼ぶ声がします。ママが2階で呼んでいるのかと思うと、声は外から聞こえます。ベランダに出ると、外は雨降りなのに、公園で、白い服を着た黒い長い髪の女の人が、ワタシに向かって、おいでおいでをしました。
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ちなみに我が家のベランダから、公園は見えません。こちらは、ちょっとオリジナリティに欠けるかも。分かりやすく怖いですが。
愛娘がこの話を終えた途端に、タイミングよく外で落雷の大きな音がして、堰を切ったような強い雨が降り始めました。
思わず愛娘とキャーッと抱き合ってしまいました。
私も一本、披露させて下さい。
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それはまだ、私が現在の奥さんと付き合い始めた頃。仕事を終えて、会社から、奥さんの住むマンションに向かう道すがらに、公園がありました。その公園は、街灯があるのに、何故か薄暗く、マンションへの近道でなければ通りたくない感じの公園でした。その公園に近づくと、ブランコを漕ぐ音が聞こえて来ました。既に夜の10時を回っており、こんな遅い時間に子供がもし一人で遊んでいたら、虐待事案だと思い、公園の脇の道を通り過ぎながら、ブランコの辺りを見ると、誰も乗ってなくて、ブランコが勝手に揺れていただけでした。誰もいなくてよかった。虐待事案でもないし、迷子の面倒を見なくて済んだと安心して急ぎ足で公園を通り過ぎました。しばらく歩いてから、気が付きました。誰もいないし、風もないのに、なぜブランコが勝手にキーキー音を立てて動いていたのでしょう？
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UAで「妖怪にご用心」
会社から届いたPCR検査キットは、紙コップに唾を溜め、それを試薬の入った試験管に注いで、かき混ぜて提出するもの。
5歳の娘に出来るかどうか心配したのですが、キチンと教えた通りに、紙コップにストローで唾を出し、検査は成功。
金曜日の真夜中に結果が届き、無事陰性でした。
土曜日の朝、私はコロナワクチン四回目接種に行ってきます。
これまでずっと自衛隊の接種会場で受けていたのですが、今回、第七波の夏休みで、予約が一週間先まで埋まってます。
家内が四回目接種をしてもらった近所の開業医は、「モデルナなら、予約枠がほぼ空いているので、いつでもいらっしゃい。」と言われたそうで、私もそこに電話して、明日の予約が出来ました。
モデルナ副反応きついですものね。私は今回も枕元にカロナールを準備しています。
もう一つarikaさんで「ドロロン閻魔くん」
さて、思わぬ在宅勤務で、ノンビリ仕事かと思っていたら、今週は、思わぬ過去の亡霊に悩まされる一週間でした。
七月末で退職した人の、グループウェア、メールアドレス、PCアカウントが残っており、削除処理が漏れていました。
その後、4月退職の協力会社社員の削除作業の漏れが発覚し、さらに前月の幹部会で稟議するよう指示されたソフトウェアの購入処理もまだ。
さらに、セキュリティ関連の資格更新で、審査書類提出したのに、審査結果の連絡がないので心配していたら、なんと審査費用の支払いを忘れていて、審査停止されていた。
他にも、todoリストに登録されていて、先方ボールで止まっていると報告していたものが、一斉に動き出して、厳しい一週間でした。
いや、対応漏らした私が悪いんですが。
変な怪談話より、こっちのほうが相当怖い。
そして実家の御用もコロナを理由にずっと先送りしていたのですが、こちらもボチボチ動き出さなければ。
まず、PCR検査の検体送るために郵便局行ったついでに、娘の保育園の給食費と、実家から送って来た男性化粧品の支払いを済ませました。
実家から届いた化粧品は、お願いしたものと違うものばかりで、私の使うヘアトニックは、スプレータイプをいつも頼んでいるのに、高級養毛剤ばかり入っていて、精算すると目の玉の飛び出る高さでした。
実家の店仕舞いする時に、化粧品はメーカーで引き取ってもらえると言ってたんだから、こういう高いものこそ引き取ってもらえばいいのに。
この趣味の合わない高級品を無理矢理押し付けられる感じが、実家暮らししていた時の不自由さを思い出して嫌な感じがした。
まあ余計なことは言うまい。奈良のばあちゃんに電話する時は、お礼だけにしよう。実家の化粧品を買うのもこれで最後だし。
あと、店も閉めて、寂しい一人暮らし中の奈良のばあちゃんに送る見守りツールも、勝手に決めました。
見守りポットとか、トイレの電球ソケットとか、関電の電力使用状況から見守るサービスとか、いっぱいあったんだけど、前回の入院騒ぎの時に、実家で冷蔵庫を開けたら、冷蔵庫の中から挨拶をしてくれるロボットが入っていて、それで母の孤独を勝手に感じたい次第。
お喋りロボット、気にいってもらえるといいのですが。
モダンチョキチョキズ「新・オバケのQ太郎」
昨夜は家内が体調不良で、娘連れて病院行くというので、近所の唐揚げ屋さんに、夕飯を買い出しに行くことにした。
病院行くぞ予告があり、18時に家出ると言ってたのに、19時になっても降りて来ないので、心配して見に行って声をかけたら、
「私だって時間くらい見れます。仕事で離れられないことくらい、見りゃわかるでしょ！」
と怒られた。
結局、病院に行く家内と娘と一緒に家を出て、唐揚げ屋さんに出発した。
夕飯買って、袋のまま、ダイニングテーブルに置いて、家内が帰って来るまでと、さっきの見守り人形を調べていたら、病院から帰って来た家内に、
「で、貴方は家族のために夕飯の準備をして置こうと言う気は全くないのね。私が病院に行くくらい体調悪くても。」
と文句を言われたのて、
「いつ帰って来るのかわからないのに、準備のしようがないじゃん！」
とキレてしまった。
疲れて、仕事が溜まって、過去の亡霊に悩まされていると、家族の平和が脅かされますね。
袋から弁当出して、家族に配り、お箸とお茶と、常備菜を出して来て夕飯。
テレビで、我が家に犬がやって来た番組をやっていて、どこの家でも、パパが気が利かなくて、犬にも家族にも嫌われる話を見る。
男ってホント駄目だね。
私は物悲しくなりましたが、ママと娘は、余所ん家のパパの間抜けぶりが可笑しくて大笑い。
まあ、我が家が明るくなればそれでいいか。
平井堅「怪物さん feat. あいみょん」
地獄少女OP「ノイズ」
佐々木李子さん「神匿-カミカクシ-」
今日は早起きして、コロナワクチン四回目接種に行くつもりでしたが、結構ギリギリまで、ブログ書いてしまった。今から皿の片付け、ゴミ出し、風呂、朝ご飯です。
ワクチンから帰って来たら、何もしないんだ・・・と思っていたら、金曜日の仕事で重大な漏れを発見。覚えているうちにやらないとこの一週間みたく、後で地獄展開が待っているので、ちょっとだけで仕事するかも。
そんな悲しい週末に、せめて副反応が軽いことを祈るばかりです。
皆様もよい週末を。
愛娘さんのこわいお話、怖かったです。
空気感とか色とか、とても効果的で、想像力すごいですね。そしてお話をよんださんが記録されているので
将来とても良い思い出になると思います。
私は娘が大好きで大好きで仕方がないのですが、もうパパの愛情がウザがられています。
将来娘に読んで欲しいなと思って書いております。デジタルタトゥーにならず、将来娘とすれ違って、父の愛情が届かなくなった時に、今のこの気持ちがアンカーになってくれればいいな、なんて、虫のよいことを考えております。
コメントありがとうございます。レス遅いですが、これに懲りずにまた遊びに来て下さいね。