よんたまな日々

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フラムvsチェルシー

2004年11月20日 | サッカー
バルセロナでデポルティボ戦を見た話と、ロンドンのホテルに泊まった話を書いたので、次は、やはり、ロンドンで見てきた試合の話を書かなければ。
こちらは、タイトルに書いた試合を見てきました。
バルセロナではカンプノウにほとんど迷わずたどり着きましたが、フラムのホームスタジアム、クレイブン・コテージは大変でした。僕らの宿泊したホテルは、トットナム・コートロード駅の近くでしたが、そこからセントラル・ラインでノッティング・ヒルゲート駅まで行き、ディストリクト・ラインに乗り換えるのですが、ディストリクト・ラインがなぜか一本の線でなく、行き先がいっぱいあって、いきなり乗り違えてしまいました。途中で気付いて、再びアールズ・コートまで引き返し何とか最寄り駅のプットニィ・ブリッジに到着。さらに、プットニィ・ブリッジ駅から、クレイブン・コテージまでも結構距離があり、さらに旅行代理店から渡されていたチケット引換券をどこで交換してもらえるかわからず、違った窓口に3回も並んでしまうていたらく。
結局、試合開始時間を微妙に過ぎてようやく席に着けました。試合は前半開始直後はフラムがペースを握るも、最初の二本のシュートが大きく外れてからは、チェルシーが徐々に支配し、リベンがフラムの右サイドを破りまくるようになってくる。そのリベンとランパードのパスワークから崩されたところを、フラムDFが強引に止めてファールをもらい、そのFKをランパードが豪快に決めて先制し、前半終了。
ところが、後半始まってまたフラムペースとなり、アンディ・コールがこちらもペナルティエリアの外から放った強烈なミドルで同点に追いつく。またまた、それから1分もしないうちに、チェルシーが一瞬の隙を突いたカウンターで突き放し、あとはずっとチェルシーペースで、さらに2点を追加。結局、4-1 でチェルシーの圧勝となりました。
実は、日本出発前に、ワールドサッカー別冊欧州リーグ選手名鑑みたいなのを買っていったのですが、これをカンプノウのどこかに忘れてしまい、さらに、クレイブン・コテージで買ったマッチディプログラムもチケット入手のどさくさの際に、どこかに置き忘れたので、選手名が全くわからないまま、試合を見ていました。僕らは、まあ、ランパードが見れればいいかなという程度の軽い気持ちで来たのですが、今回用意してもらった席は、メインスタンドのホーム寄り前から3列目という素晴らし過ぎる席で、周囲は昔からのフラムサポばかり。肩を寄せ合うほど密着して作られた狭い席で、何だか周囲に押されるような形で、ついついフラムの選手に声援を送ってしまいました。すぐ前では、ダフとフラムの左サイドバックが激しくやり合っている状態で、ダフの後ろから右SB のフェレイラが上がってくると、ついつい、頑張れ、そこで抜かれんなっと叫んでしまうという状況でした。
しかし、試合が終わって一週間近く経った今となっては、チェルシーの選手ばかりが思い出され、フラムでプレイを覚えている選手と言えば、アンディ・コールとマルブランク(何で背番号4なのに一番前にいるんだ?)くらい。
マケレレとか、グジョンセンとか、レッベンとか、ダフとか、やはりチェルシーの選手はすごいわーって思います。帰国後、スカパーで試合見直しても、スタジアムの記憶が呼び起こされる印象的なプレーは全部チェルシーでしたから。
3時キックオフのゲームでしたが、5時過ぎには、もうロンドンの街は真っ暗になっていて、静かに帰るフラムサポーターと共に、テムズ河に沈む美しい夕陽を背に、疲れきってとぼとぼとホテルに帰ってきました。
こういう負け試合後の帰宅もちょっと風情があって羨ましいと思いました。

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