先日、鴻上尚史の「もっとほがらか人生相談」を読み終わりました。
彼のスタンスは、人の多様性を認め、無意識の支配をなるべく排除しようというもの。私は典型的なリベラルと思っている。支配でよくあるのが、毒親問題と、ダメ校則問題。毒親問題は「本人のために良かれ」と思ってやっている「支配」を、「それが、典型的な毒親です。」とズバリ指摘するのが、気持ちいい。親として、この問題は難しく、本人の生命に関わる問題、例えば、我が子が「fly high!」と叫んで飛び降りようとしている時は、本人を拘束してでも、止めるべきだし、世間が犯罪者だとして断罪している場合でも、本人が本気で無罪と主張するなら、それを本気で庇うのは、親の仕事だと思う。
でも、遊んでいて勉強しないことを責めるとか、悪い恋人と付き合っているのを阻止するとか、服装を縛るとか、変な趣味に文句を言うとかは、キッパリ親のエゴ(あるいは教師のエゴ)と断罪している。正しいんだけど、この人のアドバイスに沿って振る舞うのは、覚悟がいるぜと思った。
本人は劇団を率いて来た人で、個性を引き出しながら、それを演劇としてまとめることを長年やってきているので、その線引きについて、経験に裏打ちされた自信と正しさがあるのでしょうが、初めての親である私達に、そこまでの覚悟が出来るかは別問題。
間違いなく私の親は毒親で、彼らの押し付けた価値観に沿って生きて来た結果、彼等自身の矛盾で私も苦しんだのですが、同じことを娘にしない為に、親としての覚悟が試されることになる。
まあ、面白くも厳しい読書体験でした。
この本は家内が図書館で借りてきて、「面白いから読め」と渡された。彼自身がブログ公開しているので、一部知ってはいたが、改めてまとめ読みをして、考えさせられました。
鴻上尚史自身の発信も炎上したことがあり、こんな感じの相談回答も公開されております。
興味のある方は是非どうぞ。保守派の人がこの人の意見にどう思うのかは、是非聞いてみたい。
私が熱くなったところで、クールダウンに一曲、どうぞ。「翼の折れたエンジェル」。
ツーブロック禁止なんて、典型的阿呆な校則ですが、プロの意見は流石です。
学校側が、何で禁止したかったのかまで踏み込んで、教師の誤解をキチンと説明してくれています。よくわかりました。
ということで、ここから、いつものコタツ記事です。
いやいや、戦士と魔法使いと僧侶(ヒーラー)以外をどう活躍させるかが、ゲームの設計者の腕の見せどころでしょう。賢者とか盗賊とか、吟遊詩人とか、遊び人とかが、活躍する面倒くさい(知的負荷のある)ゲームをもっと作って欲しいし、みんな、楽しいゲームを選んでやりましょうよと、私は思います。
もう終わっちゃいますが、こういう企画も大好きです。私はMSXで「イーアルカンフー」派でした。楽しかった!
ということでいつもの三曲続けて。
初音ミクちゃんの「撥条少女時計」
℃ute「kiss me 愛してる」
アンジュルム「次々続々」
またねー!👋👋😘
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます