よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

バレンタインデーの遺物

2022年02月23日 | 日々徒然

もう2月も23日になって今更バレンタインじゃねーよと怒られそうな更新タイミングであります。
なんつーか、全て逆の目が出るタイミングというのが、人生には在って、とてもブログをのんびり書ける状況ではありませんでした。
一個一個はわざわざここに書くほどもない小さな齟齬なのですが、それが十も二十も積もると、息が出来ない感じに仕事が煮詰まって、疲れ切って帰って来ると家庭のほうも自然と対応が薄くなり、妹の誕生日の対応やら、奈良のばあちゃんのフォローやらが遅くなってしまい、結果として負荷になるというこちらも悪循環が。

というわけで今年のバレンタインは、会社関係は義理チョコ廃止で、保険のおばちゃん達も、コロナで会社に来なくなり、その日がバレンタインであったことすら忘れていました。

そんな中、家内はキチンと準備してくれてました。ありがとう。
まだ東京にいた頃、一回忘れられたことがあり、その頃はまだ色々と生臭い所もあったので、2日後くらいに、今年のバレンタインチョコは0個だと言ったら、その翌日に「ごめん、忘れていた」とチョコくれました。その後は忘れずに毎年くれている家内に感謝です。
ホワイトデーは忘れられがちです。ごめんなさい。つーか、甘いものは嫌いで、お酒の好みも難しい家内にはホワイトデーは酒の肴で燻製とか酒盗くらいしか贈るものがなく、毎年お洒落なチョコをもらうのに返し切れておらず、心苦しい。

今年のバレンタインは忘れられていても、全く気が付かずにスルーしたかも。
つーか、愛娘が何故か1月14日にチョコ買ってくれて、「パパありがとう」ってプレゼントしてくれたんだけど、その後結果的に自分で全部食べちゃったチョコが、すごく嬉しくて、それでお腹いっぱいのバレンタインでした。
そんなこんなでバレンタイン明けの鎌倉殿の13人、ラブ様こと片岡愛之助がアサシンの凶刃に倒れ、しょんぼりしていたら、いょっ!待ってました!佐藤浩市登場です。

と話題が転換できたところで一曲。
マクロスのテーマ「いけないボーダーライン」。シェリルとランカ・リーが踊ってくれました。


さて、佐藤浩市は上総広常役で登場。大泉洋演じる源頼朝が逃げ込んだ安房の有力武将で、これを味方に付けた方が勝つと見た、源氏方、平家方、双方が抱き込みに掛かります。源氏方は小栗旬演じる北条義時が、そして平家は中村獅童さん演じる梶原景時が、上総広常を説得に現れます。
佐藤浩市は、清洲会議では池田恒興を演じ、キャスティングボードを握りながら、権謀術数を駆使して、双方を混乱に陥れる役割を演じた。今回も、まさに新人営業マン北条義時をいたぶる町工場の老獪社長のように、義時を見事に混乱させます。
初対面でいきなり、ライバルの梶原景時と対面させ、「自分たちで決めな!」と煽ります。この二人、石橋山の戦いで刃を交えた敵同士、二人とも反射的に刀を抜きます。素早く広常が「殺し合いで決めてもいいぞ。」と煽りますが、冷静になった義時の言葉で双方刃を納めます。
また、ある時は、義時を呼び出し、砂金を見せます。「これは、奥州藤原氏の」と蒼ざめる義時に、「つまり、俺はお前らと組む必要なんぞ全くないってことよ」と笑いながら、砂金を分け与えたり。
そして、最後に、平家方が頼朝の潜伏先を突き止め、夜討ちを掛けるという当日に、義時を拉致し、「もし、頼朝が天に守られているなら、この程度の苦難、避けて見せよ。」と笑います。

一方の頼朝は、逃避行の最中に呑気に周囲の村の人妻に手を出して、寝所に呼び、お楽しみの最中。そこに間男された亭主が、徒党を組んで女房を取り返しに来ます。部下に「亭主が来ます。」と聞き、さっと逃げ出した頼朝。そこに夜襲部隊が現れ、頼朝の身内だと誤解した亭主達が、逆襲をかけ、なんと夜襲部隊を追い払ってしまいます。

逃げた頼朝は無傷。その知らせを聞いた上総広常は、苦笑いしながら、「確かに天に守られている」と頼朝配下に参ずる決心をします。

この後、頼朝と一悶着あるのですが、それはドラマをご覧下さい。

ということで今週の鎌倉殿も楽しめました。

「しかし、モテモテ洋ちゃんは初めて見るね。」という私のコメントから、非モテの私の話になりました。

「洋ちゃんは意外と肉食系だよね。」
「はいはい、私、草食系です。」
と自分アピールに余念のない私。
「草食系というかパンダだね。」
「洋ちゃんはモテないキャラを演じている割に、そういう方面、マメそうだよね。」
「既婚者ですし、スキャンダル報道もありませんわよ。ただ、芸に関する熱意は草食系じゃないわね。」
「洋ちゃんは非モテ演じていますが、私はマジ非モテですからね。お見合い50連敗という記録も持っていますし。」
という言葉に、思わぬ家内からの反論がありました。私は家内と出逢った青山のバブリーな会社に勤めていた頃、色々と噂があったらしく、噂の相手の具体的な名前が出てビックリ。
「いや!確かによく飲みに行ったけど、それは仕事上の付き合いで‥」と思わず言い訳を始める私に、
「まあ、お付き合い始めてから、根も葉もない噂ってわかりましたけどね。お見合いは、ターゲット間違えただけで、特定ジャンルの人達にはキチンとモテてましたわよ。」
「それは気付いてなかった。」
「そこの無頓着さが草食系の所以ね。」

そう言えば、ニフティのフォーラムのオフ会に初めて参加した時に、
「もっと神経質で怖い人かと思っていたけど、予想外にフワッとした人で驚いた。」
と言われた。

「そうそう、見かけは結構ドジっ子なんだよね。本当に草食動物というよりは、平和で穏やかなパンダ。」
「はい、自覚もあるし、その通りだと思います。」
「ただ、パンダの爪は意外と鋭い。時々ぼそっと人を傷つける真実を呟く。」
「そこはあまり自覚ありません。」

ということで次の曲。ストイック高校のカバーで「God knows…」。


まあ、ミクロで見れば苦労はありますが、マクロでは平和ボケした穏やかな日々を過ごしております。
オミクロン株だけでなく、ウクライナ近辺もきな臭いニュースが流れていて、誰かの野心で多くの人が犠牲になる時代は早く終わって欲しいもの。

そんな中、珍しく朝の連ドラを見ております。カムカムエブリバディ。



主人公の一人、ひなたが小学生の頃、後で流れている曲が、「泳げたい焼き君」だったり、「山口さんちのツトム君」だったりして、懐かしさに耳を澄ませて見始めた。ひなたちゃんは、きっと私と同世代。
高校三年生の時に「おしん」やっているし。
という興味で見始めたら、松重豊が謎のベテラン俳優役で出てきて、まるで四谷さんみたいな怪しい存在になっているし、安達祐実が、かつての人気女優ながら、今は人気に翳りが出てきて、生意気で高慢ちきな嫌な美人俳優を熱演していて、痺れます。
楽しい。
オダギリジョーの優しくて頼りないお父ちゃんも味があってよろしい。
毎朝というわけに行かず、たまにBSでやっている再放送を楽しんでおります。



というわけで次の曲。庄野真代さんも歌っていたのですね。「どうぞこのまま」。


ここで記事紹介二本。


私、奈良の生まれなので、蕎麦湯は東京で初めて出会いました。
蕎麦屋に会社の同僚に連れてもらって行って、蕎麦湯の使い方も教えてもらって、とても気に入りました。
だって、あの美味しい蕎麦つゆを蕎麦に漬けるだけで余った分捨てるなんて勿体無くて。
そして、東京に初めて来た母も蕎麦屋に連れて行って、東京スタイル教えましたが、今年の正月に実家に帰った時に、うちの母(奈良のおばあちゃん)が、突然、
「あんたに連れて行ってもらった、あの蕎麦屋、実にまずかった。」
としみじみと言います。
「東京で色々な店に連れて行ってもらって、どの店も全部美味しかったけど、東京の蕎麦屋さんだけはまずかった。辛くて旨味も何もなくて、蕎麦もボソボソで、大阪のうどんの足元にも及ばない。」
と厳しい評価。私は、大阪のうどんも東京の蕎麦も大好きなので、困りました。
ただ、蕎麦に求めるものと、うどんに求めるものは全然違うので、それは文化が違うということですな。

じゃあ次の記事。


馬鹿な発言をするほうも、炎上させるほうもどうかと思います。
背の低さには、頑張ってコンプレックスを抱かないようにしていたので、馬耳東風で行きたいです。背の高さについて自分の趣味を述べるのは問題ないと思いますが、表現のために選んだ言葉が浅はかだったと思います。
だからと言って、その浅はかさを責め立てても、私には何のメリットもない。
被害者面をする気もない。だから、この件はスルーで。
リンク先の記事の人は、ネットというリンゴを齧った以上、スルーすることはできないのだという風に迫って来たので、リンクしましたが、ネットの全ての事件にコミットなんてする気はありませんよ。
新聞の社会面三面記事の全てに対して、何らかのスタンスを取る必要はないのと全く同じ理屈で、このプロゲーマー女史の浅はかなコメントは、アッシには全く関係のないことでやんす。

最後に二曲どうぞ。
宮本浩次のカバーで「春なのに」。



南の虹のルーシーのテーマで「虹になりたい」。


小倉唯のカバーで「バレンタイン・キッス」。


寒い日が続きます。春までまだ少し。
希望を持って行きましょう。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (グラーフリッター)
2022-02-23 18:09:57
バレンタインキスー

という事で、マクロスFのは初めて知りました 何せFはオープニングのライオンしか知らないので……スパロボプレイヤーなのに……
しかし涼宮ハルヒのオープニング人気はいまだ健在、とはちょっと違いますね

身長170以上に関しては、大体が噛みつきたい意見なのは事実でしょうねぇ…… そうしてる人間の気持ちもわかってしまいます
そりゃあ文句言っても何も変わんないのは事実でしょうが、それでもねぇ…… ある意味かのプロゲーマーが噛みつかれたのは、当然の結果だとは思ってます
とは言え「ねぇ今どんな気持ち?」と聞いても、かのプロゲーマーの答えなど、どうしようもないし、これ以上言っても無駄でしょうし…… ううむ
とりあえず私がこの件で中立的な意見にたどり着くには、相当な時間がかかりそうです……(汗

ともかくバレンタインと言えば、個人的にはこの一曲 「choco fondue」
https://www.youtube.com/watch?v=9u7itnyLFbc
返信する
Unknown (h_tutiya)
2022-02-27 22:14:56
グラフリッターさん、毎度どうもです。
マクロスは、私が子供としてロボットアニメを見た頃は、まだ放送されておらず、マニアとして見るようになってからは、伝説のアニメ的な扱いで、元のアニメとは全くのすれ違いです。ライオンも名曲ですが、この曲もむっちゃカバーされているので、曲としては知っている程度。
涼宮ハルヒは、エンドレスエイトはリアルタイムで見ましたが、最初の版も見ておりません。「god knows」も曲として知っている程度、今回のYouTube動画は一年前のものですが、ストイック高校さんは活動歴長いので、きっと懐メロ的に選ばれた曲でしょう。

身長の話は、ブログ記事のどこかに書いたかもしれませんが、私の母が実にわかりやすい3高信者で、私の低身長が許せなかったようです。この話は母といっぱい話しましたが、「身長の高低は人間の価値に全く影響しない」という私の考え方も一種の宗教ではないかと思うくらい、平行線を辿りました。
宗教論争の不毛さを母から学びましたので、もう3高信者とは、それにはついて会話しないようにしております。
家内は私の考え方に近いので、今は低身長にコンプレックスを持っていないことにしています。

そしてバレンタインの本命チョコとも縁のない半生を過ごした上で、今の奥さんと知り合ったのですが、詳しくは「私たちがウチを買うまで」シリーズに記載の通りであります。
ちゃっかり自分のブログを宣伝したところで、バレンタインの名曲紹介ありがとうございます。
近々に拙ブログでもリンク記事を上げさせてもらいます。

世間は気がつくと卒業シーズンに突入した模様で、いつかそのうちきっと、卒業の歌を大量に上げますので、ぜひぜひ、またまたフォロー下さい。
返信する

コメントを投稿