よんたまな日々

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環境問題で分断される私たち

2021年04月29日 | 日々徒然
前の記事で、さも意識が高いように環境負荷などという言葉を使いましたが、実は意識高くない系のよんだでやんす。ついでにちょっと意識高い風のタイトルにしてみました。

トランプさんが、co2問題なんてないって言ってましたが、一昨年、大阪で多くの電柱を薙ぎ倒した台風とか、川崎でタワマンの地下に浸水した台風を見てると、それはまさしく不都合な真実ってやつでしょとは思います。

今のところ、CO2濃度と気温以外に適切なKPIが設定されておらず、まるで騙し討ちみたいに突然海洋プラスチック汚染が槍玉にあがるような、かつての公害問題みたいにわかりやすい一つの敵がいるわけでもないのが面倒なところ。
わかりやすいレジ袋がまず標的にされたが、その対策で、海洋プラスチックの何割が削減できるのか、誰も説明できないまま、事態が進んで行くのが気持ち悪い。

以前の記事でゴジラとシンゴジラについて少し書きましたが、あんな感じでゴールや出口戦略なく、締め付けだけされるのが、コロナとも通じる今どきの問題感があります。

ズームバック落合で、「2300年頃に技術的に解決してるんじゃない?だって人間が活動している限り『CO2出すな』なんて無理じゃん。」って言っていて、目から鱗が落ちました。なんでこの問題になると意識高い系がしゃしゃり出て来るのかと不愉快に思っていたのですが、そうなるのも当たり前でした。普通の人に耐え難い課題を押し付けていて、何のためにいつまで耐えないといけないのか基準がないから、「意識高い」という自己満足くらいしか報酬がないんですから。

だから環境問題の啓発にシロクマを使うのはもうやめませんか?自分の周辺のゴキブリは全滅させるのに、遠い北極のシロクマの住処を心配してあげるのはこの問題が、人類の究極のエゴに見えてしょうがありません。

ただゴミの分別は守りましょう。これは遠い未来の人類の話ではなく、今現在の資源の無駄遣いの話ですから。
あと缶ビン、レジ袋のポイ捨てもやめて下さい。道路沿いの住人がそのゴミ、後で片付けているのですから。
北極のクマの話ではなく、あなたの隣人に対する想像力は持っておいてもらいたいです。


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