よんたまな日々

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鏡台が怖かった話

2021年04月21日 | ネット生活
今日、録画しておいたNHKの番組「劇画怪談」の第一話を見ました。
もう三日ほど寝かせていました。だって、うちの奥さんはホラー嫌いだし、娘は怖くて泣き出す癖に怖い音がすると覗きに来るので、みんなが寝静まった後でしか見れないのです。
ネタばれになるので細かい話は是非番組を見て下さい。
第一話はお布団部屋の奥にある鏡台が怖い話。そしてうちの生家にもありました、怖い鏡台。
お風呂場の脱衣所が妙に広くて、奥の方が物置になっていたのですが、その物置の前に何故か使ってない鏡台が置いてあり、三面鏡なのに蓋をせずに黄色くくすんだ色合いの布切れがかけてありました。
一人でお風呂に入るとき、その布切れがこっそりめくれて、中に映ってはいけないモノが映っていたらどうしょうと本気で怖かったです。
中学生になって今日から一人で寝ろと、離れの一室をあてがわれたのですが、そこの隣がこの脱衣所で、脱衣所の前の廊下の奥に、裸電球が釣ってあって、それが唯一の常夜灯。裸電球から、薪小屋の前の渡し廊下を通っていくと暗くて狭いボットン便所があり、裸電球の反対側は手水鉢や枯れて切り株になった松の木が転がっている荒れた坪庭という、そこら辺のお化け屋敷よりずっと怖い所で一人で寝ていましたよ。
怖くてラジオを買ってもらい夜中じゅうずっとかけていました。
そんな時に限って怪談の朗読番組みたいな趣味の悪い局にヒットしたりするんだもんなあ。

ちなみにお布団部屋も私の怖い夢に良く出て来るんで、劇画怪談第一話、マジ怖かったです。途中で辞められなくて、第一話の最後まで見た後、家族の寝ている寝室にとっとと寝に行きましたとも。何でもなかったフリをして。


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