私の日記

周りの出来事、自然の移り変わり

「ファミリーヒストリー」NHK

2012年12月25日 21時03分54秒 | 日記

NHKの「ファミリーヒストリー」は、いろいろと面白いことがでてきます。

今回は、南果歩さんのルーツを探るものでした。

いままでも、人間の歴史の不思議さを感じさせられましたが、今回もいくつもの偶然とでも

いうものが、現在生きている人間がここにいる必然のようなものに思いをいたすものでした。

韓国の出身ということは、わかっていたのですが、韓国で、「南氏」を名乗っていたわけも

わかって、さらに遡って、唐の玄宗皇帝に仕えていた高級官僚だっとことも判明しました。

「金大鐘」という人で、唐の使者として日本に来てその帰路遭難し、朝鮮半島に漂着し、

新羅王に仕えたのですが、故郷では、かえって来なかったので、現在も御墓をたてて、

祀っているのです。

そして、今、わたしが読んでいる「鑑真」の伝記の不思議と重なるのです。

鑑真も何度も遭難、6回目に日本へやっとたどり着いたのですが、それが、天平勝宝5年(753)で、

金大鐘が、日本に来たのがその翌年で、754年とのこと、鑑真とあっていたかもわからないなと

おもうと歴史のぐうぜんかもわかりませんが、歴史は不思議です。