道楽人日乗

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「ルパン三世次元大介の墓標」

2014-12-07 15:20:33 | アニメ感想
ーやっと、めぐり逢えたー
アニメ「ルパン三世次元大介の墓標」前編後編。小池健監督。

やっと、めぐり逢えた。大隅正秋タッチの系譜。ヤエル奥崎なる殺し屋がいい。その佇まい。仕事の後にむしゃむしゃ肉を食う様もいい。若かりし頃のルパンもいい。まさに「世のゴキブリ野郎どもにダメージする、フルタッチのゲバルト」。ただ、ただ嬉しい。

ルパン三世の第一シリーズを初めて見たのは小学生の頃、再放送だったかも知れない。とにかく大好きで、当時ビデオなどなかったので音声だけを苦労して録音して何度も何度も聞いていた。一番好きだったのは後半宮崎タッチになった頃の「タイムマシンに気をつけろ」。

年齢を経るにつれて、前半の大隅正秋演出の頃のタッチも好きになる。むしろ、こちらの方が気になるようになった。この面白さのルーツは何処にあるのだろう。日活や東映のアクション映画を見るようになった。一番好きなのは野村孝監督「拳銃は俺のパスポート」。

フレンチノワールもルーツ探しで何本か見た。「あの胸にもういちど」などがよかった。原作となったマンディアルグの「オートバイ」はだいぶ印象が違う。伊映画「黄金の七人」シリーズもルーツかもしれない。大隅演出とは関係ないがルパン2の黄金自動車とかあからさまなパクリもあった。

アニメでも、大隅タッチに似たもの感じる作品をずっと探していた。「ミチコとハッチン」「カウボーイ・ビバップ」前半。なかなかそういう作品は無かった。「峰不二子という女」には期待したものの、これはこれで別の世界の物語だった。

「ルパン三世次元大介の墓標」はシリーズとして今後も続くのだろうか。是非続きをみていきたい。

『LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標』特報 第2弾

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1 コメント

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Unknown ()
2022-11-21 12:04:25
フルタッチではなく
クールタッチ
です
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