12月も、もう半ばですね。
子どもの頃は、既にお正月を迎える気分になっていたのでしょう。
ここ何年かは除夜の鐘も聞かずに年越ししています。
夕刻の帰り道です。
自転車(電動)で、普段は通らない道で帰宅の途です。
ちょうど、三鷹の電車庫の跨線橋(こせんきょう)の前を通りました。
電車をバックに夕陽が落ちようとしています。
久しぶりに自転車を止めて、コンクリートの階段を駆け上がりました。
この跨線橋は、三鷹駅と武蔵境駅の間に位置し、JR中央線と三鷹電車庫を跨ぎ全長約90mに渡っています。
この橋の歴史は古く、昭和4年に建造されたと記されています。
私は生粋の地元子ですので、良くこの辺で遊びましたね。
オヤジに連れてきてもらったり、小学校の仲間と日が暮れるまで、電車の車庫を見ていました。
三鷹電車庫跨線橋の魅力は、何といっても、今日のように夕日がきれいに見えるところです。
遠くに富士山も見えて。その景色は、本当に素晴らしいですね。
その景色の美しさに惹かれて、文豪太宰治もよくこの橋を訪れていたそうです。
太宰治は、晩年三鷹に住んでいたんですが、跨線橋のたもとには、太宰治が橋を降りてくる写真の入った説明板が設置されています。
遠くの山々の景色は変わりませんが、近くの町の様子は一変しました。
随分、高いビルも出来ました。
東の方向にはスカイツリ―も望めます。
太宰もこの情景を今見たら様変わりに驚くことでしょう。
ほんの5分の寄り道でしたが、昔のことが思い出されます。
今日はブログの仲間とここへ行ってきます。
そのあと、昼から電気ブランで一杯です。
どうなりますかね?
乞うご期待!
yuki‐G
充実した一日になりました
次回は太宰治を訪ねてみたいです
お忙しい中 ありがとうございました