私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

「おむつの話で世代が分かる?」

2021年11月07日 | 自分のブログ

以前、ご紹介した内容かも知れません。

それすら忘れてしまう年齢になってしまいました。

我が家近くの生産緑地です。

これも地域の色と言っても良いのでしょう。

さて、今回はおむつの話です。

テレビでも大人のおむつがよく紹介されています。

それだけ需要が高いのでしょう。

私の時代は完全に布おむつでした。

しかし赤ちゃんだったのでその記憶が全くありません。

20歳代に子育てをしていましたが、二人の息子たちは、布おむつでした。

紙おむつは外出時や、雨で洗濯できない時などに限って使用する程度です。

しかも高価でしたね。

当時はさらし布や浴衣地の使ったものを1メートルくらいに切って丸になるように縫います。

それを二枚使って巻くと布おむつになります。

もちろん赤ちゃんの汚物を落としては洗い、何度ももの干し竿に通してはためくように乾かしたのを覚えています。

赤ちゃんのお尻はお餅のような肌(もち肌)ですので、荒れないように、シッカロール(ベビーパウダー)をパフで塗り付けました。

布おむつは何度も使えますので、何も無い時代でしたがリユースの先進だったのでしょう。

そう、トイレットペーパーも無い時代でしたので、新聞紙を切っては用足しに使っていましたね。

水洗便所の無い時代です。

 赤ちゃんの汚物はトイレ(便所)に捨てて、外の流し場で洗っていました。

余談ですが、お手洗いと言いますよね。

英語ではトイレの bathroomか洗面所は washroomといいます。

Where is the washroom ?とかlavatory(ラバトリー)、 restroom(レストルーム)、と聞きました。

もちろんtoilet(トイレット)も使います。

 我が家もお客さんが来たときは、最初にお手洗いは廊下の突き当たりですよ。と言ってから客室に迎えました。

布おむつの歴史 その1

日本でおむつが使われ始めたのは、江戸時代といわれています。

諸説あるようですが、「おむつ」というのは「包む布」に由来するそうです。

また、おむつと同じように使われる「おしめ」は、その言葉から想像できるように「湿布(しめし)」が略され、「お」がつけられた言葉なんだそうです。

布おむつの歴史 その2

 現在使われている布おむつは、赤ちゃんの股に布でできた吸収体を当てて、おむつカバーで固定するというものでした。

それまではさらしを赤ちゃんの下半身に何重にも巻き付ける「巻きおむつ」が使われていたとのことです。

若い方々は紙おむつしか知らないと思います。

紙おむつの歴史 その1

日本で紙おむつが販売されたのは昭和20年代半ばでしたが、まだ布おむつの代用品として使われていたようです。

そして昭和38年、現在使われている紙おむつと同じ構造と機能を持った本格的な紙おむつが販売されました。

このときはまだおむつカバーと一緒に使うタイプのものでした。

紙おむつの歴史 その2

昭和52年には、腰の部分2か所をテープで止めて使うおむつカバーのいらない紙おむつが輸入・販売されました。

そして、昭和59年には、高分子吸収剤が紙おむつに採用され、日本のおむつの性能が飛躍的にアップし、平成2年にはパンツ型のおむつが登場。

プール用のおむつも登場しています。そしてテレビでも紹介されているように、日々、改良が進められているようです。

  当初は吸水性のある紙を何枚も重ね、外側をメリヤスの袋で覆った簡単なものでした。

使い捨てができ洗濯の必要もなかったのです。

実際に使ってみると、取り替えが簡単で吸水性も布おむつと遜色がなく、十分に代用品の役割を果たしたといわれています。

テープ型紙おむつの登場

 1977年(昭和52年)、乳幼児用の紙おむつが輸入発売されました。

立体裁断された紙おむつは、腰の部分2ヵ所をテープで止めるだけで、おむつカバーとおむつの両方を兼ねてしまう、テープ型という新しい形でした。

1981年(昭和56年)国産のテープ型紙おむつも発売されました。

働く女性の数も1975年(昭和50年)には1,170万人に、1980年(昭和55年)には1,350万人と増加していきました。

当然働く母親も多くなり、家事の省力化が必要な時代に入っていたのでした。

お母さんたちは「家事労働時間を減らせるもの」としてテープ型の紙おむつに人気を集めていました。  

我々(年配者)もまもなく、紙おむつのお世話になるのかも?

  1983年(昭和58年)に大人用では初のテープ型大人用紙おむつが発売されました。

乳幼児用と同様の構造で、腰部の左右のテープを止めるだけで、おむつカバーなしで使用することができます。

ープ型紙おむつは、使いやすさから高齢化社会の到来を目前に、在宅のおむつ需要者にも使用されるようになりました。

そして、大人用おむつは進化し、今や高齢者の必需品になっています。

もちろん介護施設などは人で不足もあり、ほとんど大人用紙おむつが使われているのが実情です。

私は昭和の布おむつを使って、やがて令和での介護用品としての紙おむつのお世話になる日が近づいているのかも知れません。

*コットンボールも収穫の時期を迎えました。

ある市の老人クラブ会長会(30人くらい)のバスでの旅行会にお招きされたことも幾度もあります。

高速道のサービスエリアごとに止まります。

みなさん、一目散にトイレにかけ込みます。

バスを間違えたり、トイレに忘れ物をしたりで来賓者でありながら、まるで添乗員さんと同じでした。

私もそんな日が近づいているかと思います。

参考:トイレの類語

・手洗 ・ 御手洗い ・ 手洗い場 ・ 洗面所 ・ 手洗場 ・ 手水場 ・ 雪隠 ・ 用場・ 閑処・ 東浄 ・ 手洗い ・ 不浄場 ・ 御不浄・ 後架・ 憚り (はばかり) ・ 隠所・ 厠 ・ 化粧室・ 屋外便所 ・ お手洗い ・ 御手水 ・ 閑所

*社員研修で使った資料からです。

これから道志に行ってきます。

 

yuki73


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