商社にお勤めの方や、海外での取引のある方は海外出張は当たりまえかと思います。
ダンス仲間でもT大卒で商事に勤めて、フランスに長く駐在して次はカナダでも活躍されていた同じ年の方がいます。仕事はともかく、どちらも現地では日本から来る方の接待?で大変だったと言っていました。
私なんかの職業ではそんなに海外出張などする機会はありません。
50歳代の時だったでしょうか?海外研修制度があり、担当部署より指名され実施するように命じられました。
自由に行く場所が決められますので、私はノースカロライナ州のダラム市(Durham)とニューヨーク市に行くことにしました。
多くの方々は旅行社を通じてのツアーとか手配を活用していましたが、私は全て自ら行い、随分苦労?しました。コースや交通の手配・エアチケット・ホテルなど、私は全て自分で手続きし先方のアポイント取りまで行いました。当然、一人旅行(出張・研修)です。
若き日(21歳のころ)北米一周の旅やアパートを借りて、学校に行ったりレストランでバイトした経験もありますが、やはり公式なことは準備にも余念がありません。
ノースカロライナ州のダラム市では、5日間滞在しましたが先方の市長さんなどにお会いしたり、関係者との意見交換をするために現地に向かいました。
*当時の報告書をパチリしていますので、不鮮明でスミマセン!
市長にお会いする日のホテル前には、こんなデカいリムジンが用意されていました。ドアーを開けていただき、座りましたが足先が届かないくらいの広さです。
市長さん(非常勤職)にお会いした後は、主に実務者の副市長さんが対応していただきました。
いろいろとお話しした後にお昼には、本当に美味しい高級ハンバーガー店に連れて行っていただきました。若き日は、普通のドライブインで注文するハンバーガーでこれでも美味しく感じました。
美味しいなーと思ったハンバーガーは3軒(ここ副市長さんに連れて行かれた店・カルフォルニアのオークランドの店・テキサスのダラム市で食べたハンバーガー)が私のベストスリーです
詳しい内容はご紹介できませんが、実に有意義時間であり私の考え方と人生も代えてくれた研修でした。
ある施設の所長とも意気投合して、長く話しましたね。所長のディスクに座ってパチリです。
そんなある日、ホテルに地元の新聞社が取材したと連絡がありました。
いくら学生時代に米国で暮らしていたとは言え、ネイティブで方言のある英語での会話は難しものです。
翌日、手に入れた新聞ですが、日本からこんな人がこんな目的で来たと紹介されました。
このダラム市にはデューク大学(名門校)があって、そこに日本から研修留学されていた方と意気投合しました。長く年賀状のやりとりもしていましたが、その方は超大手新聞社の西日本部門の社長さんになられた方です。よく「社説」などにもお名前がありました。
そう、東京消防庁で福島原発で最初に陣頭指揮された大隊長(指揮官)のS氏(退任後はよくテレビのコメンテーターに出ています)とも飲食を共にした友人でした。
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次に向かったのはユーヨーク市のある部門での意見交換です。
*画像がボケていて調度良かったです。
これも仕事ですので、観光するような機会はありません。日本の実情や行っている内容の説明です。3日間でしたが、ニューヨーク市の実情や当方の考え方などを深い意見交換をさせていただきました。
結果、帰国して報告書を作りましたが、トップから「体裁・内容・記述など過不足なくすべて良い。研修担当はこのレポートを今後の参考にすること」と記されていました。
一般的には、あまり海外渡航には縁の無い業種ですが、研修として行く機会を得て自分自身も成長できたかと思います。
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60歳近くになって、次にまた海外に行く(行かされる)機会がありました。
ある壇上でのご挨拶です。ここはテキサス州のラボック市です。
ネクタイはテキサス州旗をデザインしたもので、先方の市長さんからプレゼントされたものです。
この市とは友好関係にありましたので、行かせてくれたのでしょう。
関係者が訪日された際に、我が家にも10名近く来られました。
仕事以外の遊びの部分だけをご紹介します。
市長さんにお会いしました。
そして、いろいろな方々にお会いし歓迎されています。
遊び部分です。
もちろん、ジェットスキーは趣味で乗ります(日本の海技免許も取得しています)、ある湖水を飛ばして楽しみました。*ジェットスキーを上手にこなせる日本人に驚いている様子でした。
また、プライベートの紹介の中で、趣味の一つで社交ダンスでの試合(競技会)にも出場している写真をお見せしました。
日本人のyukiが夫婦で正式な?ダンスの試合に出場しているのが、驚いたようです。米国が思っているダンス(ダンスパーティーでは酒を飲んでシルバ的な踊り)とは異なっていることに想像を絶していたのでしょう。
まだ、日本のイメージでは侍、刀、空手や柔道、芸者ガールの国だと思っている人もいるくらいです。
あんなに広いテキサス州に何人もいない、テキサスレンジャーにお会いすることが出来ました。
実にハンサムで格好の良い方です。レンジャーになるにはいろいろな訓練や難関を突破しなければなれないようです。国内(日本)の一流国立大に受かるより難しいと聞きました。
こんな日々も過ごさせていただきました。
私は子どもころから乗馬も好きで、馬を借りて走らせていました。
最初は乗りこなせるのかと心配していた方も、yukiが馬に乗れるとは思わなかったよ!上手いねぇ~と言ってくれ、草原を一緒に走ってくれました。
日本にも来たことがあり、我が家でも歓迎したトッドさんです。
ラボック郊外の別荘(車で1時間以上離れた場所)に連れて行ってくれ、知り合いも集まって歓迎されました。
外国の方のもてなしは極自然です。日本のような上げ膳据え膳のようではなく、フランクに楽しんでいます。BBQをしたり、それぞれが適当に楽しんでいます。
大草原のテキサスです。ホテルに戻る途中、真っ暗になった草原に車が止まりました。
運転中のトッドさんが車を止めて、yuki見てごらんこれがミルキーウェー(天の川)さ!と光の届かない場所ですので、星の数に感動しました。プラネタリウムでもこんな情景は作れないかと思います。
一生の思い出になるくらいのものになりました。これがテキサスのもてなし方なのでしょう。
ちなみに、ラボック市の名誉市民証(ようこそ証)です。
仕事で海外などに行ける業種では無いのですが、たまたまそのような機会があって良い経験ができました。
この時は、拙ブログを今でもご笑覧いただいている、当時担当の竹〇さんには大変お世話になりました。
*仕事以外での海外は、趣味のスキューバダイビングや、またベルリンの壁崩壊時などで何か国か行っています。
ふと思い出いした、若き日?の海外出張(研修)でした。
yuki76