農作業の決意2

8年越しで、やっと実がなった。

ブルーベリー農園に憧れて、在職中に苗木30本を購入した。

ブルーベリーの品種の知識は、殆どの無く、ノーザンハイブッシュの中であれば、寒冷地でも育つと思っていた。

 

ブルーベリーはツツジ科なので、凍結しても大丈夫と思っていた。

 

そこが大きな間違いでした。

 

アメリカでは、アラスカからフロリダまで、州単位で品種改良されている様です。

ですから地域帯のカテゴリーが1から10あり、品種の特性に、地域帯の表示がある事を、最近になって知りました。

 

定年後の働き方

年末から頭を悩ませているのが、これからの仕事探しです。
4年前に、定年退職後、友人が私の為に会社を設立し、私は設立1年後に出資し、取締役と定款上就任した。

社長は、私のために仕事を探し持ってきてくれたが、給料以上に会社運営には、金が掛かる。
その運営費も、社長が稼いでくれている。

2年前から、厚生年金に再加入となり、会社負担も当然増えて来た。

これまで、頂いた仕事も、今年の３月で切れる事になり、次の仕事を模索していたが、なかなか田舎では見つからない。

会社の決算は５月末！

会社を続けるか？一旦ケジメを付けるか悩んでいる。

何故かと言うと、今まで自分の為にだけ、この会社があり(他に技術顧問もいますが・・)自分はこの会社にどれだけ貢献したのか？・・自己嫌悪に陥ってしまった。

社長に申し訳ない！
自分は何が出来るのか？
会社の当初の目標は？
社会貢献出来たか？

まずい状況である。

３月までは、仕事はあるが、その収入を会社に残して、決算状況を見ようと言う結論に達した。

と言うことは、１月から給料を貰わない。
12月末で、事業縮小を理由に解雇扱いにする。

私は9月で65歳になる。
その間の年金はどうなるのか？
年金機構で聞いてみた。
すると、基礎算定の基準は、昨年1年間の報酬を1ケ月に換算し26万円を越えると、年金はゼロとなる。

その間は、雇用保険に入っていたので、そちらをあてにしなければならない事になる。
これにも、年齢によって支給期間が最大で150日となる。
前年の年収が少なければ、年金を選ぶか、雇用保険選ぶかの選択肢があるが、私の場合は、会社以外の収入も加算され、年金は出ないとなった。

非常にヤバイ状況である。
前年の年収となると、これから国民年金に変わる事から、今年の保険税は市町村により、計算は違うが、ドカーンと請求され、今年3月までの昨年の保険税も3カ月分請求される事になる。

今まで仕事が出来、喜んでいたが、最後に敵を取られた感じで、非常に悲しく、貧乏生活が続く！（涙）

農作業の決意

ブルーベリーの越冬用のハウスを、廃材を利用し、昨年末に完成しました。
手作りのストーブを頂き、煙突を買って来たので、その設置が初仕事と思っていたら、ハウス入り口の除雪に2時間も掛かってしまい、まだ初仕事が開始されていません。
ハウスの夏期間の利用方法を(作付け野菜)イメージするのも、良いもんです。

養育（３）

預かった小学３年生A君・・・
算数が得意だが、国語が良くない。
読解力がまるでダメ！（集中力が無い）
プライドが高い。
学校へ通い始めてから、いろんな事が解ってきた。
まず、初めに起きた事は、１１時頃になると「頭が痛い」「腹が痛い」と言って保健室に通う様になった。
先生が、教室を離れる時に、「先生行かないで！」と大声で叫ぶ！
先生もこれには、どう対処していいのか迷ったようです。
要するに、自分を見て欲しい！注目して欲しい！
大人からすると、試されているかのように思える行動です。
自分の居場所と信頼できる大人を探しているかの様な行動です。
学校から帰ると、すぐにゲームを始めようとします。
先に宿題を済ませる様に言い聞かせ、宿題を始めると、すぐに終わってしまいます。
間違ってるところをチェックをすると、「なんで！」と必ず返ってきます。
「良く読んでみなさい」と言うと読みもしないで「なんで？」
頭の中は、ゲームです。
数ケ月父親と過ごした時、父親もゲーム好きで、TVとゲームを預けていれば、楽だったのだろうと思います。
「間違ってないと言うならそのまま学校へ持って行きなさい！」と言うと、「僕に恥かかせるんでしょ！」
「お前さぁ　こんな事判んないの？ここでしょ間違ってるところは・・バカじゃないの？」
「バカって言わないで！おじさん僕は頭が良いって言ったでしょ！」
「頭が良いのとこれは別でしょ！お前は努力をしてないからバカと言うんだよ！努力して間違ってもバカとは言わないよ！」
「じゃ教えてよ！」
「だからここが間違っていると教えているでしょ！　これが終わるまでゲームは禁止します。」
泣きながら、宿題を始めます。
毎日・毎日同じ事の繰り返しが続きます。
ある日、父親が今度の休みに遊びに連れて行きたいと言ってきました。
「連れて行くのは良いが、A君に君から、いつまでおじさんとおばさんの所に居なさいと言ってやって欲しい」
「判りました、今度ちゃんと話します」
「でないと、A君が可哀想だぞ！近くに父親が居てなんで、ここに居なきゃならないの？と思うだろう！だから勉強も生活習慣も集中出来ないと思う」
この内容が父親には理解できていなかった様です。

養育（２）

「愛着障害」赤ちゃんの頃から、母親の温もりを感じ取れなかった。再婚後の実の母親と義父に虐待を受けた。
再婚し、母方の祖父母の近くに住んでいる事が、しばらく経ってから判った。
偶然、孫と祖父母は道路で巡り合った。それまで、祖父母は娘の再婚に反対していたのと、再婚相手が気に入らなかった様だ。
孫に再会し、母親に承諾を得て遊びに来る様になった。
土日には祖父母宅に泊まっていた様だ。
その時、孫の身体のあざに気が付き、母親を問い詰めると白状した様だ。
今度やったら警察に訴えると言ったそうで、その後は確認出来なかったと言っている。
この子は、義父を名前で呼び捨てにし、？？に何もしてないのに、殴られたり、蹴飛ばされたと言っている。
そして、一緒に風呂に入った時見つけた、頭の傷を聞くと、？？に掃除機で殴られた！と言った。
母親は再婚し１人の男の子が生まれ、再び離婚した。
この子の名前は、最初の父親の性・母方の性・再婚相手の性・再び父親の性を名乗ることになる。
この子が２歳の時両親は離婚し、現在小学校３年生で、どんなに辛い思いをしたかを想像すると、涙が出てきます。
とは言え、父親が親権を得たが、無職で長期入院のため、本来親権と一緒に付いて回る監護権の義務を果たすことが出来ず、私ども夫婦が引き取り養育する事を決意した。

気になるのが、この愛着障害です。
大人に要らぬ気を使い、テンションが高まると言う事を聞けなくなる。
集中力に欠け、あっちやりこっちやり、後片付けも出来ない。
何度も同じ事を言って聞かせなければならない。
それでも、小学校３年生だから、多少は仕方ないのかなぁとも思う。
これは、愛情だけでは、この子はダメになる。そこで「家族会議」開く事にした。
言いたい事は、遠慮なく言っても良い、でもこの家の家族なんだから、ルールを皆んなで決めて、それを守ってもらいます。
それは、お前を守るためにする事だと、分かり易く説明し、納得するまで話し合いをします。
でなければ、嫁が潰れてしまいそうな気がします。
我が家の「おっかない人は・・おじさんだよ！」
「でもお前が好きだし、可愛いから、ダメな事はダメと注意するよ！」
「お前が大きくなって、周りの人に迷惑を掛けない人になって欲しいからだよ！」
夜のトイレ・お風呂・寝る事も一人では怖がっています。
寝かしつける時、色んな話をし寝かせる事にしています。
ある時、妻が「お前の名前は誰が付けてくれたの？」
子供「クソママ！」「いやお父さん」
この話を聞いて、私は次の日の夜、私が寝かしつける前に一緒にベットに並んで寝て聞きました。
「お前さ〜昨日おばさんに、クソママって言ったって聞いたけど、本当はママに会いたいんじゃないの？正直に言っていいんだよ！」
すると、いきなり泣き出し、「僕の小遣い13,000円で福島に行けるの？おじさん！」
母親は福島に行ったと思っている様です。
つづく