1.津波(ツナミ)が国際語となった経緯は・・・
1946年アリューシャン地震(アラスカ付近で発生)による大津波がハワイに大災害を引き起こした当時、「津波」は英語で“tidal wave”(潮汐による波)と呼ばれていました。しかしそれでは、大地震によって発生する津波の大被害を表すにはあまりに不適切でした。この津波をハワイに住む日系人が日本での古くからの呼び名「tsunami」と呼んだことで、新し . . . 本文を読む
「異常気象」という言葉が良く聞かれますが、それではどの程度の気象であれば異常と見なされるのでしょうか? 気象庁やWMO(世界気象機関)は、「一般には、過去30年間の気候から大きく外れた気象現象で、豪雨や暴風などの数時間の現象から数か月も続く干ばつ、極端な冷夏など」を異常気象としています。 統計的には、過去30年間(10年ごとに更新)の平年値を基に、この30年間に観測されなかったような気象(平年値 . . . 本文を読む
平成9年5月に防災研究会が「技術士からの提言~地震災害に備えて」を刊行した際、情報系部会では「災害情報の共有化に向けて」と題して、ハザードマップ等の防災情報の提供を通じて行政と住民が信頼関係を構築し、住民自らが行動できるようにすることの重要性や、災害時の情報共有体制や緊急対応体制の早期確立等を提言した。特に、当時普及し始めたインターネット(電子メールやホームページ等)の有効性に着目し、技術士自ら . . . 本文を読む