本コラムで「地震は休日にやってくる」と述べた能登さん(前防災研究会会長)の仮説?が現実になったのであろうか、3月25日(日)、能登半島西岸沖で発生した地震(M6.9、最大震度6強)は、気象庁によりその名も「平成19年能登半島地震」と命名された。
さて、日本の地震に関する調査・研究を総括する機関の内、大規模且つ情報公開が進んでいるのが、文部科学省所管の「地震調査研究推進本部」であり、平成18年 . . . 本文を読む
近年、温暖化による異常気象の一つとしてゲリラ的集中豪雨がある。何処に、どの様な雨が降っても不思議ではない。
これまで、降雨の確率処理によって、河川防災施設に整備し、河川災害を防止軽減させてきたが、もはやそれだけではゲリラ的集中豪雨には対応できなくなった。
このためには、災害時における被災者自身の判断行動が被害軽減に重要な意味を持つようになった。被害軽減に必要な知識と判断力、判断を確実に実 . . . 本文を読む