Carpe Diem-Seize the Day-

Because life means just right now for us...

飼う資格無し飼主-イヌ好き仮面

2012年08月16日 15時51分12秒 | 呟き・慨嘆・ゆきへ・他

公共の場でのノーリード、

当たり前の様、排泄物の処理をしない、

法的義務を果たさない、

定期接種定期投薬をしない、

具合が悪そうにも拘わらず

病院へ連れて行かない。。。

食餌を与えず、適宜な散歩もせず、

係留をしっ放し。。。

と、どれもこれも結構解り易い

最低限の「飼主資格の無さ」

の様な気がする。

 

。。。が、目には見えない部分で。。。

これはもう大分前から

判って居た事だが。。。

偉そうに薀蓄を語る、この自分こそが

最も動物;特にイヌ;を

迎える資格の無いニンゲンだと

気付いて居る。良く判って居た。

 

何故ならば、その条件が

人並み外れて居るだろうと

感じる故。。。

どれもこれも、ゆきのお陰?

ゆきのせい。。。

かも知れない。

 

希望の子。。。

生まれ保ち従順な;訓練に因る

云々での矯正以前に;ガツガツ

して居ない、穏やか、寛容、寛大、

大人しく、

何等教え込まずとも

勝手に習慣化してくれ、常に

飼主の顔色如何で行動が出来、

健康で、病気をせず、長生きな。。。

と。。。

此処まで来ると、流石に

我乍ら、

おまえはイヌを迎える資格無いな、

と気付く。

イヌ好き仮面を被って居るも

その実、俗に言われるずば抜けの「良い子」が

好きなだけなのだ。

因り、対象動物は別にイヌで

なくとも良いのかも知れない。

何の訓練を入れずとも従順で

寛容、穏やかで優しければ。。。

 

「ゆきのお陰」で、そうなった。

ゆきと知り合い、一緒に生活を

する中で、そうなった。

イヌへの認識が180度変換された。

 

ポピュラーどころでは

。。。ボクサー、パグ、フレンチ、ボストン、ブルドッグ、シーズー。。。

どの子も愛嬌が有り

可愛く、特にボクサーは昔

家に居り大好きなのだが

短頭種の事故の多さは遠慮したい。

又、皮膚疾患に付きも然り。。。

最も、イヌの全てがオオカミからの

派生だと鑑みると

短頭種のマズルはやはり、特にニンゲンの作品

そのものと感じる。

付随し口蓋が普通では無い事

が容易に理解出来る。

呼吸がし難い子を無理矢理繁殖

させた結果。。。

 

一時流行ったらしいトイプードル種。。。

賢く、陽気で可愛い。

しかし乱繁殖のせいか否か

股関節の問題も多く、

トリミングをしナンボの子等は

このズボラ飼主では、即効毛玉と

化してしまうだろう。。。まず無理だ。

 

チワワ。。。何よりも大泉門閉鎖不全が

恐ろしい。

それに因る脳疾患も懸念される。

尤もふくぎんはその血を引いて居る

らしいが。。。

ヨーキーも小型の中では

かなり好きだが、迎えられない。

あの銀色に輝く美しい被毛の維持、

門脈シャントの危険性、脳疾患罹患の

多発。。。

そして小型で最も好きなダックス。

顔はピカ一可愛く、賢さも何も

最高だが、迎えたところで

この庭事情では、心行くまでの

穴掘り等出来ないだろう。

保って生まれた本能は生かされず。

そして何より、恐らく免疫由来の疾患が

かなり多い、という事。。。

遺伝病然り。。。

 

大型が好きだがレトリバー系の

腫瘍罹患の多い事。。。

アイリッシュウルフ、ドーベルマン、ロット、

レオン、バーニーズもグレートデンも

どの様な健康な子であっても

早い時期にお別れが来る。

それは許せない。

寿命が15年、と言われるこの時代に

10年未満は絶対に無理だ。

ボーダー、オウシー等は、大好き犬種

ではあっても、この日本で飼育

し切れないかも知れない。

シェルも、好きだが、やはり独特の

疾患が多過ぎる。

キャバリアも。。。100%近い子に

心疾患が出てしまう。。。

そして。。。

和犬独特の気の強さもno thanksだ。。。

ゆきは父イヌが柴だが。。。

 

大人しく明るく、穏やかで飼育し易い

らしいコイケルも、絶滅しかかった歴史を

鑑みると、そこから繁殖し

盛り返したという事は

これからも何等独特の疾患が顕著に

なるかも知れないと容易に想像してしまう。

 

この様に、あぁでも無い、

こうでも無い、あの犬種は病気になり易い、

麻酔が怖い、性格が。。。等と想像を巡らせて居ると

行き着く所は、

「だったら飼うなよ」といった終着点に

落ち着く。

決定的にそれを自分自身、

身を以ち気付いたのは

まだゆきも相当若かりし頃、

盲導犬の素質を持ち、

更には試験もパスはしたらしいが

体高が高かったのだったか

心疾患が見付かった為

だったのか、一般家庭に

譲渡をされる事となった可愛い子

を短期間預かった際。。。

訓練等ではどうし様も無い

保って生まれた性質と言うモノが

やはりイヌでも存在するのだ、

と改めて目の当たりにした。。。

 

何と言う事は無い、食事の仕方が

下品だった、というだけなのだが。。。

それを見、何とゆきの上品で

奥ゆかしく大和撫子で、品が有り

淑やかなのだろう、と。。。

これは躾云々の問題では無い、

生まれ備わったモノ。。。

 

下品過ぎ、自分は嫌だな、と感じた折か---

一体、ゆき飼主は何様なのだ、

イヌの方から我が家等には来たくない

と言うだろうに。

斯くして「隠れ飼う資格の無い飼主」が

約一匹誕生する。

---

ゆきは、ミックスと此処数年言われる子

ではなく、大昔から存在する

何処の馬の骨とも判らぬ雑種だ。

ふくぎんも、だが、体の大きさから

想像するに、ふくぎんの場合は

恐らくチワワ、ヨーキーのミックスでは

なかろうか、と言う人々が多い。。。

ゆきとは又相違した容の雑種だが。

しかし

雑種には雑種の困った問題が多い。

何しろ何処でどの様に優性を貰い、

将又、劣性が現れるのかも謎。

まぁ、それはどの個体にも

言えるのだろうが。

 

罹患し易い疾患も不明。。。

前以ての注意のし様が無い。

ついでに言うと犬種別グッズも無い。。。

 

詰まるところ---

おまえはイヌを迎えちゃいけないよ、

と天の声が聞える、という結末。

 



最新の画像もっと見る