ゆき飼主のそれは
いつもリアルで、且つ色も鮮明だ。
かと言い全ての辻褄が合うのか
と言えば、そこは「夢」。。。
何処かで湾曲され得体の掴み切れぬ
映像に変化して居る。
時にはドッペルゲンガーの如く、
幽体離脱の様、上から見て居る。
大昔から、現実と夢の区別が
難しい程、それはそれはリアルではあった。。。
が、
ゆきの夢はそれ程、見ない。
数年前、ゆきが出産し7~8頭の子を
産み、しかしそれが全て子猫だった
といった素人でもこの夢の
深層を探る事が容易な内容、と
いうモノが一番印象的だが。。。
カートの左前輪が焼け焦げ
黒い車輪は凸凹になった。
そして進まない。ゆきは乗って居たが
印象は薄く、右往左往する飼主を
心配そうに凝視する。。。
必死でカートを動かそうとするも
前輪が最早車輪の意味を成さず
前進出来ない。
汗だくになり必死に押す。。。
夢が覚める。
もしフロイトの言う様、抑圧された
何等かの願望の表れだとすると
一体何なのだろう?
散歩へ行く事が負担になって居るのか?
早い時間に行きたいが行かれない
自分へのジレンマなのか。
何しろ寝覚めの悪い夢。
6時になって居た。。。