怖いのか、散歩が楽しいのか
良く解らない。こちらがしゃがめば、凄い勢いで
右腕目掛けジャンプをし、抱っこ体勢に。
お気入り場近くで下ろすと、引っ張る。
不思議だ。ふくぎんも猫さんを追う。かなり追う様に
なってしまった。以前はその様な事は皆無。。。
ゆきの場合、明らかに
狩猟本能の名残の様に感じるが
ふくぎんは、どう考えても愛玩だろうと思う。。。
まぁ、尤もイヌは犬なのだろうな。
しかし周りの小型犬飼い主さん方から
猫追いで困った、といった事は聞いた事が無い。
もしかすると；ゆきの場合も；飼い主が知らず知らずの内
自ら焚き付けて居るのだろうか。。。
ほら、居た、居た、居たよ！！！
猫さん何処かな？
今日は猫さん居るかな？
等々。。。
そして自らも喜び勇み猫さん探しをする。
そういった態度が彼等の遠い本能を
無理に目覚めさせてしまったのか。
このふくぎんの小さな体で、かなり強力に引き、
猫さんへの異常な執着を見せる様に
なって来た。。。
必死で探して居る。猫さんもゆきの様に大きなイヌで
あれば早々逃げるが、ふくぎんは今回の猫さんより
小さい。自分より明らかに小さいと判ると
少しフェイントをかけ乍ら、凝視をしたりも。
出たり
隠れたり。。。
この子が、旧猫屋敷からこの集会場へ
横切り入る前、ふくぎんに近付き様子を伺って居たが
ふくぎんの余りの鼻息の荒さに逃げ、隠れ
フェイントをかけ、を繰り返す。
最近では、この猫さん一匹のみになった。。。
余りの執着に、言葉より先に手が出る。
小さいと便利だ。いけない、おしまい、等と
言う前に抱っこをすれば終わる。
前回、気に入った栗林だが
今回は然程興味を示さず。先の猫さんが
気になって居る様子。
大通りへ。快適に闊歩して見えるが
実際にはこちらを３秒に１回は見る。抱っこをして
欲しい程、大通りが嫌なのか。。。
アスファルトではなく、極力草土を踏ませ様と
思うも、探すとそういった箇所は意外に少ない。
横道に逸れ、雑草の生えた場所へ来たが
興味無し。
又、集会場通りへ。此処までずっと抱っこをする。
引っ張るｘ２．猫さんを目指し走る。
引っ張りを矯正し様とすると
驚き、萎縮してしまう。どうすれば良いのだか。。。
先の場所に戻る。そして探す。。。否、この時
既に猫さんと視線が重なって居たのだ。気付かなかったが。
逃げず、ふくぎんを見る猫さん。
又、来たな、しつこいチビ。。。状態か？
可愛い猫さんだ。腹部が随分弛んで居たが。。。
特に狩猟体勢になっては居ないと思うが
猫さんも威嚇をするワケでもなく、逃げもしない。
もっと近付かせたかったが、猫&ふくぎん、お互いの為
止めて置く。
集会場を後にし、ずっと抱っこ。。。
いい加減、土の香り、草の感触でも味わい
他仲間達の匂いでも追跡すれば良いと
沢山の４本脚達が立ち寄るゴミ置き場で下ろす。
少しだけ匂い拾いをするのみ。
又、抱っこをして欲しいふくぎん。
汚家近くの売地で下ろすも
何の興味も示さず。
帰宅し、ゆきを確かめると
然程寂しがっては見えず。
良かった。。。と思ったが。。。違うな。
こちらには寂しがって見えないだけで
実際には疎外感を感じて居たのかも
解らない。。。
