Carpe Diem-Seize the Day-

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半径500メートル

2010年05月09日 09時09分20秒 | 具合悪い・身体的所見・試験紙・加齢反応
圏内の荒れた駐車場。
ボビーちゃんちの隣り。

やはりゆきは凄い。。。
驚く事ばかりの11年では
あったがこの期に及んで
又、凄さを発見してしまった。

本当に自己中で勝手だが益々、
愛おしさが増す。

階段で躓く事も増えたここ数ヶ月。

今朝も階段を駆け上がろうと
;空元気だろうが;した。
走ったらいけない、という言葉
に反応した様に振り返らずも
急に速度を遅めた。凄まじい
タイミングの良さ。

言葉を理解出来るとは思えず
。。。しかし飼い主はリード
を引き先の指示をしたワケでも
ない。。。

それまで同シチエーション
にて同等の言葉と共にリード
引きをした記憶も無い。

考えられる事、それは「いけない」
という禁止の響きを彼女は
良く知って居るのだろう、と
いう事。
何が「いけない」のかは解らずも
今自分がして居るその行動に
「いけない」といった言葉が直結
しただけなのだろうか。
。。。か偶々、駆け上がった際に
苦しくなり速度を急激に緩めた
瞬間、飼い主からの禁止が発令
されたのかも解らない。
タイミングが合い過ぎた、のか?
いや、それにしては「いけない」
の後、緩めて居たのであるから、
これは違うな。

しかしもし禁止を行動に出来る;
どの様な折も;は凄い事だ。

彼女はやはり100%飼い主の
指示に従うのかも知れない。

いや。。。従うのだ。今更気付く
事でもあるまいが。

この11年間ずっとそうであった。
イヌは賢く、頭が良いとつくづく
思う。行動の全てが条件反射と習慣
で成り立って居るのだろうか、と
日々感動と面白さを味わわせて
貰って来た11年間。。。

だが、この条件反射或いは習慣
が付け易い分、不味いな、と思う
事も幾つか有る。

最近では「お利口」=「フード1粒」
の構図が出来上がってしまって居た。

これは散歩時。
飼い主が行く方向へ行きたくない
と言う彼女のリードを放す。

先に飼い主は彼女の意としない
方向へスタスタと歩き始める。
彼女はきちんと付いて来るも
余りの可愛さにフードをあげて
しまった。「お利口~」という言葉
と共に。

それから暫くその様な事が続くも
ポケットにフードを入れ忘れ散歩
に出た。
同シチュエーション時、フードは
与えずその言葉を伝えた後、
頭を撫で、目を合わせず歩き始めた。

この様な事が有り、彼女は
散歩時のみに拘わらず「お利口~」
と言う響きが聞こえると必ず
飼い主を見る。
何かくれるのではないか、といった
期待の眼差しを向けながら。

その様な折りには、可愛い、お利口
と限り無く繰り返し撫で捲る。
フードは与えずに。

自分の同行動に因り、飼い主が毎回
相違する行動をしてしまったなら
イヌは迷うのだろう。
その迷いを取り除く為に、2種の
対応はしてあった。
フードを忘れ散歩に出た事が幸い
したと言うか---

今回の様に消化器疾患の折には
絶対与えられない故。

同フードであっても彼女に取り
それはご褒美、オヤツ。。。
一切、オヤツを与えない飼い主
も居るが、自分は、与えたい。
それは○○を出来たから、の報酬
でも無く、又逆に間違っても彼女は
○○を貰えるから従う、のではない
と信じられる故。

飼い主がゆき自身を100%
信頼しても良いんだ、と信じさせる
に値する行動しかせずに11年間
一緒に過ごしてくれた。

感謝しかない。。。



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