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動物兵器3/9-燃える鳥とコウモリ爆弾

2009年10月26日 12時14分47秒 | 呟き・慨嘆・ゆきへ・他
昔から人間は鳥を
武器として使えればと
考えていたようで、
もしも城壁のある都市に
巣を作っている鳥に火を
付け、その鳥が巣に戻ったら
大変なことになるだろうという
ことが中国の唐や明の
戦術指南書に書かれており、
10世紀のキエフ太公比オリガ
や11世紀のノルウェー王
ハーラル3世はそれぞれ実際に
成功させたそうです。

この戦術の可能性を引き
出したのは第二次世界大戦時
のアメリカの口腔外科医
ライル・S・アダムス
で、鳥の代わりに何百万匹
ものコウモリを使うことを
提案しました。

コウモリの脚に小型爆弾を
取り付けて何千匹といった
単位で特別な爆弾に詰め、
目標上空でこのコウモリ詰め
爆弾を投下。

爆弾はある程度の高度に
なると外側が破れるように
なっていて、そこから
コウモリが飛び出して
いくという仕組みだった
ようです。

夜明けになるとコウモリは
眠るために暗い場所に身を
潜めるので、あとはタイマー
で爆弾を爆発させるだけ。

最初の結果はなかなかの
ものでしたが、原子爆弾の
開発が始まったため
軍部はコウモリ爆弾から手
を引きました。
(コピー)



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