Carpe Diem-Seize the Day-

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(多分)初シャワー

2013年08月08日 10時09分08秒 | 預かり・放棄・保護犬猫・愛護団体

小さいし、簡単に何時でも何処でも

出来ると思って居た。

汚台所のシンク、洗面台でも。。。

ところが案の定、怖がり逃げまくり。

水に慣らす為、水を楽しいと思える様

少しづつ遊びに入れて居たのだが

甘かった。



我が家で面倒を見始めてから、初めてのシャワー。

被毛が豊富な仔はお湯をかけると

ガリガリになり笑いのネタになりそうだが

ふくぎんは元々、被毛も貧相。。。

お湯をかけ、シャンプー;取り敢えずノルバサン;

を付け何とか泡立てる。

大腿、胸、腋下を洗う際には気持ち良さそうには

見えたが。。。

顔を洗うのには、かなり躊躇をした。

シャンプー後の点眼薬があれば良いが。。。

やはりシャンプー自体、或いは流す折にも

目には頗る悪い。



洗い流す際には、かなり慎重に

絶対耳に水が入らぬ様、

なるべく目も瞑る様にし、弱いシャワーで

湯温32~3℃をゆっくりかける。



震えては居なかった。

痩せては居るが、更に貧弱で

保護犬さんをシャンプーした事を

思い出す。。。

そう言えば、ゆきが我が家の仔に

なってくれてから、初シャンプーは何時

だったのだろう。その初シャンプーの光景は

鮮明に覚えて居るが。。。大人しいゆきは

バスタブに前肢を掛ける様言うと

指示に従った。唯、尻尾はずっと丸まったまま。

被毛がまだかなり豊富だった若い頃は

とにかくドライが大変だった記憶がある。

懐かしい。

そして

何度目かのシャンプー後にドライも兼ね

散歩へ行くと、あっという間に誰かの排泄物を

体中に擦り付け、慌ててUターンをしたという

ゆきには滅多に無いエピソード。。。

ヒール完璧ゆきが珍しく

急に道端の叢へ入り込み、斯様な状態に。

 

外水道のシンクの中に立ち

カラーまでもが他所イヌの排泄物塗れになった。

ブツブツ言う飼い主に対し

申し訳無さそうなゆきの上目遣いが

もの凄く愛おしかった。臭い臭いと言い乍ら

笑いが止まらなかった。

本当に可愛くて可愛くて堪らない、ゆき。

あぁ、この仔は何も出来ない、

首が排泄物塗れになっても自分で洗えない。。。

全て飼い主が手を貸さなければいけないのだ、

そう思うと本当に、泣きそうになる程

愛愛しかった。


懐かしく楽しい記憶を蘇らせ乍ら

細く繊細で壊れ易い貴重品を扱う様

ふくぎんを洗い、流す。

中型以上の仔は、もう少しラフな

扱いでも大丈夫だったが、

ふくぎんは、少し力を入れると折れて

しまいそうで気を遣う。

しかもこちらが立ったままの屈み姿勢で洗えば

良いのだが、椅子に座りふくぎんを

洗って居ると、膝の上に乗って来る。

お陰で上から下までビッショリ。

これは想定外。



フェイスタオル2枚で大凡のドライが

終わってしまった。

超短毛ではないが、スカスカ被毛故か

ドライヤーは必要無かった。

多くの仔等が、シャワー後

開放感からか?走り回る。ふくぎんも

本当はフリーにしたかったが怖くて出来ず。

一応リードに繋ぎ、汚庭でひと暴れ。

トイレはせず。

此処でもしっかり抱っこをしカラーを

取り良くタオルドライをする。


ゆきもシャンプー後、テンションMAXとなり

玄関ドアを開けると、濡れたまま汚庭へ

飛び出して行き、大喜びをした。

濡れた被毛に早くも土が付いて居た。

。。。宝石の様な思い出。。。

ゆきにはもうシャンプーはストレス以外

何物でも無い。。。

シャンプー、ドライでは殆ど立って居られない。



外水道でお湯が出れば良いなぁ、と

何と無く思う。


しかしノルバサンの匂いは

万年アレルギーの鼻にも強烈だ。

漸く手に付いた匂いは取れたが。。。


ふくぎんシャンプー&汚庭はしゃぎの間

ゆきはずっと傾眠状態。。。




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