玉陽庵 算命学ブログ

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「素人判断」は危険です。

2014年11月27日 | 算命学 あれこれ
最近、このブログ内の過去記事を読んでくださる方も多いようですね(^^)
つたない文章をお読み頂き、本当にありがとうございます(^人^)

色々とお読みいただいている方はお分かりかもしれませんが、
実はこちらのブログでは、「よもやま話」はしていても、あまり具体的な
お話をしていない場合が多いです。

例えば、「霊感干支」のお話でも、実際にどの干支が「霊感干支」なのかは
あえて書いていません。

算命学を学んでいる方ならば、すでにご存知か、あるいは遅かれ早かれ学ぶことになりますので
問題ないかと思います。

私があえてふんわりと書いているのは、算命学を学んでいない方が「素人判断」を
してしまうのを避けるため。

算命学は占いとしては非常に優秀で、「会ってもいない人の事をなぜそんなに当てられるの?」と
驚かれる場面にも多々遭遇してきました。
ご興味を抱かれた方が、「少しかじってみたい」と思われるのは、自然な事だと思います。

ただ、算命学は体系立てて学ぶのが重要な学問だと、私は思っています。
非常に奥が深い学問でもあるので、基礎がしっかりしていないと、師範科辺りで学ぶ高度な占術は
とても使いこなせません。

占術の種類もかなりの量になりますし、複数の占術の間で結論が真逆に出ることも珍しくないのです。
宿命のどの部分を重要視して、見落としてはならないのか。
真逆の結論が出た場合、どちらを優先して考えるべきか。
こういう実際的な事は、私も教室に通いながら、恩師やクラスメート、先輩との対話の中で
ゆっくりと学んできました。

このように、基礎からしっかりと学ぶことが大切な算命学で、聞きかじりの断片的な知識を寄せ集めて
占いをしようとした場合、とんでもない結論を導き出してしまうことになりかねません。

私の例で恐縮なのですが。

私はエネルギー値が272あります。
女性でこの数値は、実業家、政治家並、と言われます。
このエネルギーを放出する星にも、「天南星」というパワーの強い星を持っているので
ここを稼働させれば、現実対応能力は十分。
運型も「騰陀型」。
ご存知の通り、親分肌の政治家、事業化向きといわれる運型です。
五つの主星のうち、政治家が持つべきとされる「石門星」を二つも持っています。
「知性」の星も「プライド」の星も持ち合わせています。

これだけの要素がそろっているなら、私の適職を「政治家」と導き出しても良いのではないか?

・・・そう判断した場合、残念ながら、答えは×。

実際に全体を把握した上での判断としては、私は「精神世界」の方向に偏りのある宿命を持っています。
「政治」は「現実世界」の最たるものですし、清濁併せのむことが必要な世界。
しかし、残念ながら、私はお金儲けに疎く、むしろお人好しで社会で騙されやすいタイプ。
「政治家」タイプの方とはお友達にすらなれません。

あれだけの要素を持ちながらも、まったく「政治家」には向かない、というのが正しい結論なのです。

このように、断片的な知識をつなぎ合わせても、正しい結論にはたどり着けないのが算命学。

ご興味のある方は、きちんとプロの占い師の方に鑑定をお願いするか、
または、お教室でしっかりと基礎から学ぶ事をお勧めします(^^)
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