玉陽庵 算命学ブログ

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行動領域による相性判断

2014年12月09日 | 算命学 あれこれ
算命学には、結婚の相性を見る占技がたくさんあると
お話したことがあると思います。

中でも、「判断をする時に抜かしてはならない」とされる
技法がいくつかあります。

昨日少し触れた「共通干支法」というのも、その一つ。
こちらは、少々算命学の知識が必要ですので、ここでは深く触れません。

もう一つは「行動領域」を使用する判断。
こちらは一目で分かるものですので、気になるお相手がいる方など
試してみると面白いかもしれません(^^)

(最近ではネット上の無料システムなどでも「行動領域」が表示される
非常に優秀なものもありますので、試す程度ならオススメです。
ただ、優秀なソフトにも間違いはありますので、本当の意思決定で
参考にしたい場合には、ぜひプロの鑑定を受けて下さいね。)

どのようなものかご存知ない方は、「玉陽庵ホームページ」の「個人鑑定」の
ページに「星符イメージ」がありますので、こちらをご覧くださいね。
星符の右下に円型の図(宇宙盤)が描かれていて、その中の三角形が
その人の「行動領域」です。

結婚の相性を調べる場合、お二人のこの「宇宙盤」を重ね合わせ、
「行動領域」がどの程度重複するかを見るのが、この判断方法です。

この宇宙盤、薄い線で4つの「領域」に分かれています。
例えば、円の真北(0°)~真東(90°)までが一つの領域。

基本的に一番良い相性と言われるのが、二人の行動領域(三角の領域)が
お互いに一領域だけ重複する形。

お互いに共通点がありながらも、それぞれの自由度も高く、理想的です。

一部重複でも、例えば女性の行動領域はほんの一部が重複するけれども、
男性の方がかなりの部分重複している、などという場合があります。

この場合、相性そのものは「良い」としますが、あまり重複していない
女性ばかりが自由をしているように感じられますので、男性の方に
不満が出るかもしれません。

次に、全領域重複という、行動領域の全体がほぼ重なっているような場合。
一致度が高く、非常に仲の良いオシドリ夫婦にはなりますが
夫婦二人の仲が良すぎるというのは、実は形としては不自然。
誰も二人の間に入り込めなくなってしまい、結果的に子供に恵まれにくい
夫婦になってしまいます。

なので、お子さんを望まれる場合には、この相性は要注意です。

最後に、行動領域が全く重複しない場合。
皆様の予想通り、基本的に相性は「良くない」と判断します。

ただし、いくつか例外があります。
年齢が10歳以上離れたカップル、国際結婚のカップル、両方、あるいは一方が
肉体的なハンデを抱えているカップル。
このようなカップルが、行動領域が重なっていなくても自然と結婚に至った
場合は、「非常に相性が良い」と判断します。

また、上記の例外に当てはまらなくても、夫婦の行動領域が一切重なっていない
カップルが結婚に至り、子供を授かり、一般的な家庭を成す場合があります。

ご自分が正にこれに当てはまる・・・という方がいらしたら、ぜひご夫婦お二人の
宇宙盤に、お子さんの宇宙盤を重ねてみて下さい。
必ず、お子さんの行動領域が、お二人の行動領域を「繋ぐ」形になっているはずです。

これぞ、「子は鎹(かすがい)」の実例。
お二人は、この子に強い縁があってご夫婦になったのです。


このように、行動領域による結婚占技は面白いものではありますが、
これだけで最終的な相性が分かる、というものではありません。

なので、すでに結婚された方のご夫婦をあり方を考える場合に
参考にしてみる方が良いかもしれません、

結婚を迷っている方にアドバイスする場合は、最低3つ以上の占技で占ってみて
最終結論を出すべきとされています。
なので、これだけで「相性が悪いのかも・・・」とは思わないでくださいね。

夫婦になって、子供が生まれてみて初めて分かるご縁もあります。

自己判断で落ち込んだりはせずに、まずはプロの意見を聞いてみて、
最終的には欲得や虚栄心を捨てて、純粋にその方と一緒に人生を歩みたいか
ご自分の魂に問いかけてみて下さい。

占いは、参考になる道標ではありますが、その道を歩いていくのは自分自身。

一番納得の行く本当の答えは、ご自分の中にこそあるということを、
忘れないで下さいね。
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