TAKA です!!!!!!!!!!

どうも、Takaです!



自分での報告がだいぶ遅くなりましたが、

2年間のカレッジバスケを無事終了しました。

思い返せば、

2007年の2月にLos Angeles Harbor Collegeに行ったのが始まりでした。

その年の夏、チームのトライアウト(入部試験)を受けました。

が、結果は残念ながら不合格。

それ以降、バスケ部に入る事だけを目標に一年間練習を続けました。

途中、骨折などのアクシデントもありましたが、

絶対にバスケ部に入るという気持ちをモチベーションにしてやってきました。

でもその反面、もし今回もバスケ部に入れなかったらもう上を目指して

バスケを続けるのは辞めようと思ってもいました。

そして迎えた2008年のトライアウト。

なんとかチームに入れる事になりました。

実際は、チームに入る予定の選手が学校の問題で入れなくなり、

その空いたスポットに自分が代わりに入れました。

正直あまり格好の良い形で入れたわけではないですが、

アメリカに来て初めてしっかりとしたチームに所属できたのは素直に嬉しかったです。

コーチ曰く、「Takaは練習は休まないし、いつも練習に早く来る、

それに練習中は常に一生懸命やっている。Takaのバスケに対するattitude(態度)が好きだ」と言ってくれました。

自分はとりわけ運動能力が高いわけではなく、

バスケスキルがめちゃくちゃあるわけでもない。

だからせめて練習に対しては真面目でいようと決めていたので

そこを評価してもらえたのは本当に嬉しかったです。

そして2008-09シーズンが始まりました。

最初は全く試合にも出れず、非常にストレスを感じました。

でもここで腐っても仕方がない、絶対にチャンスはいつか来る。

そう信じて常に練習では集中してプレーしました。

そしてシーズンも終盤に差し掛かった時、

自分と同じポジションの選手が出場時間を理由にチームを辞めました。

そのあとの数試合は今までよりも出場時時間をもらえました。

でも出場時間に見合った結果を出せなかったのが残念で悔しかったです。

そして2008-09シーズンも終了してそこからオフに入り2009年の夏からまた本格的な練習が始まりました。

オフシーズン中は走るメニューを中心にやり、新しいシーズンに向けて準備をしました。

そんな2009-10シーズンが始まる前のある日コーチに呼ばれて部屋に行きました。

そこでコーチは、「今のTakaではシーズンが始まった時ににユニフォームを着てる姿が想像が出来ない。」

事実上のクビでした。

まさかクビになるなんて思いもしてなかったので本当にショックでした。

でも、毎年シーズンが始まれば必ず誰かが辞める事があるので、

そのまま練習に参加し続けました。

そして2009-10シーズンが開幕してから2試合目で一人の選手が出場時間の不満でチームを辞め、自分にスポットが来ました。

正直このシーズンは去年に比べ、

試合は接戦が多くチームも例年に比べ好調で自分の出場時間はシーズン通して去年の半分以下でした。

最後の14試合は出場時間がなく、自分のカレッジシーズンは終わりました。

ここで最終戦の出来事を少し書きます。

その試合、自分たちが勝てばプレーオフに行けるという大事な一戦。

途中、相手のLong Beach City Collegeに10点差ほどのリードを許したのですが、

なんとかそこから追い上げ残り20秒くらいで同点に追いつきこのまま延長戦に行くと思われました。

しかし相手ボールのオフェンスで残り0.5秒で痛恨のファールをしてしまい、

フリースローを決められ一点差で夢にまで見たプレーオフへのチケットは手に入れられませんでした。

ロッカールームに行くと、数名の選手は悔しさのあまり泣いていました。

そこである選手がこういう事を言いました。




「自分が最初このチームの練習に来たとき、

カラダはシェイプ出来ていなく、

練習にはいつも遅刻して来るし練習態度も不真面目だった。

でもそんな自分にコーチがいつもチャンスを与えてくれた。

だからここまでやってこれたんだよ。本当にありがとう。」

自然に自分も涙がこぼれました。

本当に長い時間このコーチ達、チームメイト達と一緒にいたんだなと実感しました。

この2年間このチームでバスケを出来て本当に楽しく夢のような時間を過ごせました。

どこの奴かもわからないようなアジア人の自分を受け入れてくれたコーチ達。

最初はよくバカにしてきたけど、最終的には認めてくれたチームメイト達。

本当にみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

これから自分はこの経験を生かし、

長かったアメリカ生活を終え日本に帰国してバスケを続けていこうと思います。

どこまでやれるかわかりませんが、自分を信じて頑張っていきます。



また何かあったらぜひ報告させていただきます。

長くなりましたが最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!





GO GYMRATS !!!!
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