『日本アニメ史』 津堅信之著 中央公論新社刊、読了。
この手の本になると、サザエさんやドラえもん、ちびまる子ちゃんなどの日常系アニメは、ガン無視されるか、チロッと触れられるだけなんだけど、本当の意味での日本のアニメを支えているのは、こういった、普通の少年少女が、普通に、日常としてみているアニメのハズなんだよねぇ。
昭和40~60年代にかけて、断続的に発生していた、藤子不二雄作品群の席巻具合とかにも触れないと・・・。
筆者は、エヴァ以降、数十年、アニメの革新がない事を憂いているけど、私としては、ドラえもん(や、クレヨンしんちゃん)が放送終了になりそうな現状の方が、余程、危機感を覚えるがなぁ。