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プチ海外旅行・香港2泊3日

2018年12月18日 11時52分46秒 | Weblog

 

2018年12月15日(土)から12月17日(月)香港

38年ぶりの香港である。

38年前は、中国返還19年前の香港。今回は中国返還19年後に訪れることになった。
英国から中国に返還された時、英国の軍隊に変わって人民解放軍の兵士が進行してくる場面を
テレビで見た。

最近、中国に批判的な書物を置く書店主が5人も失踪した。
尖閣諸島に香港の活動家が上陸を画策。
そんなニュースに、香港はすっかり中国になってしまったと思っていたので
行きたいとは思わなかった。

でも行ってびっくり。
人の集まるターミナルで、中国では非合法とされ徹底的に弾圧されている「法輪功」が反中共の
宣伝をしていた。「法輪功」秋葉原でもよく活動しているのですぐわかった。

これは中国からの観光客にわかる簡体字で書かれている。

何が書かれているかわからないけど、中国共産党を糾弾する内容だと思う。

かなり言論の自由は保たれているのかな。

 

香港で使われている漢字はすでに中国のあの簡体字になっていると思っていたら、全部、
台湾と同じような繁体字であった。

道路はイギリスと同じ左側通行。これも中国は右側通行。
ちなみに沖縄が返還された時は、すぐに日本本土と同じ左側通行に変わった。
香港では日本と同じ左側通行とは言わないらしい。英国と同じと言うらしい。


ところで、日本の車の左側通行は英国に習ったものではない。
昔の武士は、左の腰に差した刀がぶつからないように、すれ違う時はお互に左によけて通行していたから。
江戸時代の絵を見てもそれがわかる。

あのテレビで見た人民解放軍は見られなかった。
それより港湾の警備はテムズ川で見たのと同じゴムボートに乗っていた。
まだ英国の影響が強いと思うが、西洋人は非常に少ない。

香港はまだ中国とは一線画す自治権があるのだと思った。一国二制度は機能している。

 

香港には中国から年間4700万人の観光客が押し寄せるとか。

爆買い客が押し寄せているからか、繁華街はものすごい活気を感じる。
ものすごい経済効果だと思うが、ガイドが言うことにはものすごく評判は悪い。
日本は2018年に訪日客が3000万人に達したらしい。

38年前は貧しい人々がビルの上までバラックを建てて住んでいると感じた。
洗濯物が道路に投げ出した竿にたなびいていた。
今は40階建て以上の綺麗なビルが林立している。

香港の夜景を見にバスで山に登ったが、谷底から山の上に伸びる高層ビルにびっくり。
昔ながらのビルの上に更にプレハブを建てているビルはあったが、ホンの少しだけであった。。
洗濯物を物干しに吊るし道路に向けて出している路地は今回は見なかった。。

山のてっぺんまで開発されている。
香港島の南側の島のロープウエイは3つぐらいの山の頂上の上を行く。
箱根のロープウエイの3倍はありそう。開発がすごい。
(後日、新潟の苗場スキー場から、かぐらスキー場を結ぶゴンドラ全長5.5Kmに乗ったが、これもすごい。)

 

面白いことに結構高いビルの建築現場の足場は竹であったのを目撃した。
ガイドの言うことには、台風にも負けないとか、竹の足場は相当の技術があるようだ。

 

今回のツアーの代金は北海道や沖縄旅行くらい安い。
新聞の広告によると香港政府観光局の補助があるらしい。
日本人観光客は一頃の半分なので、これを呼び水にしたいのかな。

安いツアーなので、免税品とかの店に缶詰にされると思ったが、しつこいことは無かった。
寝具店に連れて行かれた時、枕を勧めに近寄ってきた店員が居たが、軽く拒否したら
それっきりだった。

 

安いからホテルは多くは望めないと覚悟していたが、2つのスーツケースを広げても苦にならず
、清潔で日本のビジネスホテルよりくて良かった。

 

ホテルは今年できたので、新建材の香りがする。

6畳くらいの広い洗面所にトイレとシャワーがあったが、トイレにドアがなかった。

食べ物は朝昼晩と付き、結構うまかった。

飛行機はLCC。エアバス320 6席かける32列 192人


座席幅はギリギリのサイズ。飲み物も食べ物も全て有料。(写真のものは700円也)
海外に行くのに座席にはモニターも音楽などを聞く装置もない。

でもいいな、皆平等。全席エコノミー。
皆同じということはストレスがない。
トイレに立つのでも気持ちよく退いてくれる感じ。
せまくたって4時間ぐらいボーッとしていれば、そのうち目的地に着く。

香港はどこへ行ってもトイレは無料。
海外ではこんなことは珍しい。たいていどこのトイレでも掃除する人が居て小銭をとってる。
本当に日本人から見ると、そういうことが実に腹立たしいから、香港は好ましい。

帰りの飛行機の席が窓際だったために、タブレットとスマホのGPSが機能したので航跡を追った。
香港ー台湾ー沖縄の北、東シナ海ー日向灘ー足摺岬ー伊豆半島の南ー新島付近で
やっと進路を北に変えて成田に向かった。

成田でも香港でも出入国の審査は激変していた。
顔認証だけでパスポートにスタンプを押すこともない。


この間、役所に書類を出したときにハンコがないのでつっかいされた。
本人のサインがあるのにねー。署名とハンコどちらが信頼があるの。
ハンコなんて百均で買えるのにねー。
そんなことしていたら香港に負けるよ。

たった2泊3日だったけど、「百聞は一見にしかず」とは良く言ったものだ。
左側通行を堅持。簡体字になっていない。法輪功が街で宣伝していた。
一国二制度、これだけでも随分と認識を新たにさせられた旅行だった。

終わり

 

------------------補足-----------------------------------------------

香港在住の知人の携帯に電話しようとたが、ものすごい人の波にガイドを追いかけるだけで精一杯。

いやー香港はエネルギッシュ!

モバイルバッテリーを持って出たが、接続端子を忘れた。

富士山の柄のtシャツを着ていた西洋人に「ふじさん」て声かけたら、「おはよー」だって。

レストラン、水が無料。お茶が無料。ヨーロッパではありえない。

馬鹿みたいにクラクションを鳴らしている車があった。運転手は若者。中国人だな。

寒くて衣服に苦労。東京近辺より数度気温が高い程度かな。

 

ツアー参加者 16名
中華料理はだいたい円卓で料理を前にして自然に会話することになる。

夫婦1 リタイヤ 25年前4年間香港に住んでいた。
夫婦2 鶴ヶ島 リタイヤ
夫婦3 奥さんはしゃべる。
夫婦4 38年前に香港マカオのツアーできた。深センにも行った。38年前のツアー代金 一人17万円。

母娘3人組 娘は10代後半、20代前半、グレードアップしたホテルに宿泊 常識的なお嬢さん
親子3人 子供は20代前半女性 キラキラしている。
一人参加の女性30代なかば、背が高い 175cm?
一人参加男性 心臓手術した 66歳

現地ガイド 陳さん 大陸から来たのではない香港人だと言っていた。
一生懸命でよく喋る。日本のことをよく知っている。

香港の住宅は驚くほど高い。寝床を確保するのも大変そう。

東京23区の半分の面積に800万人住んでいる。

 

地盤は岩山なので強固なんだろう。

ビルのドテッパラに道路が貫通している所もあった。

バスの中で土産物を買った。。

免税店、私は品物も見ない。神社の御札売で鍛えたからね。

知人のカメラを持ってきたが使い方がイマイチ。準備悪し。


スマホが一番楽チン。でも電池がなくなってきたので、途中節電のため電源OFF。

GPSで今どこにいるかわかるのは時代が進んだな。

38年前に行ったタイガーバームガーデンはどこだ。なくなったとか。

香港へ訪れる日本人客は最盛期の半分ぐらいらしい。

中国からは年間4700万人来るとか、それが本当と思える人出だ。

帰りの飛行機の座席は前から4番目に座った。預けた荷物がすぐ出てきた。



成田空港第3ターミナルはプレハブ。簡素簡素。

 

近代的なビルまで風水の影響があるらしい。

パスポートに出入国のスタンプが押されなかったのは始めてだ。


成田空港での交換レート(12/12)
1香港ドル 16.96円 買い取りは1香港ドル12.20円


---------------------旅程---------------------------------------

2018年12月15日(土)から12月17日(月)香港

トラピックス
#<香港政府観光局×阪急交通社共同企画>(燃油なし)
華麗なる光の競演★ロマンチック香港3日間


集合 2018年12月15日(土)8:05 カウンター受付開始は 7:35
集合場所 成田第三ターミナル 団体カウンター 阪急交通社受付カウンター

往路  バニラ・エア JW0303便  成田発 10:05  香港着 14:50

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12月15日(土)

高層ビルが林立しているのには驚いた。


オーシャンターミナル

夕食 広東料理

ビクトリア・ピーク これが100万ドルの夜景か
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12月16日(日)

朝食 中華粥

 

スタンレーマーケット

 

アバディーン 

アバディーンの海上に不夜城のごとく聳えていた水上レストランは、後ろの島にできた高層ビルに
埋没している感じだった。びっくり。



(サンパン船乗車 深湾回遊)

トンネルでも渡れるが、船で香港島から九龍に渡る。

春映街 路面電車が市場の中を走る

 

昼食 飲茶

(寝具店)(DFS 革製品 単なる集合場所だった)

フラワー市場 

バードガーデン 餌の昆虫が売られていた。

(翡翠市場 たくさん店がある中の通路をただ通過しただけ)

天后廟 その隣

立ち寄ったマクドナルの店内。手前の若者はゲームをしている。

日本と同じ光景だ。

 

 

(軽食 香港式ハイティー)

夕食 北京料理 北京ダック


 

オープントップバスからイルミネーション鑑賞

シンフォニーオブプライツ 
カオルーン側から見る、海峡を隔てた香港島の光のショーは驚いた。

毎夜繰り返されるとは・・
毎夜、香港島の高層ビルから夜空にレザー光線が放たれます。
壮大なドラマのようです。これは人々を楽しませますねー。
昔、東京駅の改装なった建物にレザー光線を当ててショーを行おうとしたら
警察から不許可になった。(東京駅前は狭いから仕方ないけど)
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12月17日(月)


ホテル界隈早朝散策 昔ながらの建物。治安の悪さは感じられない

SKY100展望室からの風景

(香港歴史博物館)

昼食 ワンタン麺・マンゴープリン(糖朝)うまかった。

 

帰りの飛行機から。香港また来たいな。


--------------------持ち物 -----------------------------


パスポート  運転免許証 パスポートのコピー2  

 財布(現金 ビューカード ゆうちょカード 鍵、時計2、眼鏡2(一つは変色なし)、 

スマホ スマホ充電器 

 (医薬品) 芍薬甘草湯 マスク 正露丸 太田胃酸 メンタム、救急絆創膏 ガーゼ 

消毒薬 はさみ、刺抜き テーピング 目薬、 トローチ  除菌ティッシュ

 方位磁石 手帳 ボールペン、鉛筆、  書籍  双眼鏡

 ノートパソコン 充電器 NEXUS7 充電器  変換プラグ(G (BF)型)三股ソケット 延長コード

 デジカメ Canon EOS  予備バッテリー バッテリーチャージャー メモリー 

 タオル1、歯ブラシ 髭剃り、ティッシュペーパー、 ガムテープ

裁縫道具  簡易工具セット、 透明袋 ゴムバンド、 傘 スリッパ

 衣類  パンツ1、シャツ1 靴下1、下着シャツ  緊急のズボン 

 スーツケース リュックサック 

 出で立ち パンツ ズボン下 ズボン シャツ Yシャツ 靴下 靴 帽子 弾性靴下 

ダウンチョッキ   ユニクロのライトダウン

 


------------------ 他 --------------------------------------

 時差1時間。 面積1104km2 (東京23区は619km2)

   人口745万5245人 (東京23区は950万人)  

 

HOTEL COZI OASIS ホテル コージ オアシス 

443 CASTLE PEAK ROAD KWAI CHUNG HONG KONG HONGKONG 852

 

 

 

 

 


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