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愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

顔は難しい

2009年10月30日 | 木彫
ボケ防止には手先を使う事。
ま、そんなわけでもないのだけど、やり始めると止まらない彫り物。
でも、タトゥではありません。地蔵さんですから。(^^;


講習会では、先生が「顔を彫ると難しいから面相筆で描くだけにしておきます」
と言われた、その顔をどうしても彫りたくなるのは人情。

で、やってみた。見よう見まねというか独学というか、、。
いやぁ、難しい。確かに顔は難しい。

それと、顔を彫るとなるとかなりの種類の彫刻刀を駆使するのだろう。
それもサイズ色々と。

そんなに刀がないまま、なんとか頑張ってみた。



口が河童みたいと言う噂も。
これ、まだ途中ですから。(^^;

この先、耳まで行けるのだろうか、と思うけど、彫っている間は
確かに時間を忘れる。

ちょっと手を休めて眺めていると、すぐまた手を入れたくなる。
ああ、3mmの丸刀が欲しい~っ!(^^;

秋の夜長の彫り物中毒か!(笑)


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やってみて分かる事

2009年10月13日 | 木彫
今やネットで人気のわらべ地藏! って、なんでやねん!(笑)

では、3体揃ってお出まし願いませう。
じゃじゃじゃ~ん!(^^;





え?光背はどうした?って。まだです、後輩ですから。
なんて馬鹿なことを言ってますが、いい材料が見つからない。

屑木収容箱(なんでも捨てずにおいてある(^^;)を探せば、檜の板ぐらい
出てきそうなものだけど、節があったりしてねぇ、、。

で、3体見比べると、やはり先生が手を入れた作品(左)は仕上がりが全然違う。
この仕上げの難しさはやってみないと分からない。

自分がやってみてやっと分かる事って多い。
写真もそうだった。

昨年デジタル一眼レフに入門するまでは、写真コンテストの意味そのものが
わからなかった。
写真は絵と違って、そこにあるものを写し取っただけなのだから、本人の
技量なんてどれ程の意味があるのか?!と思っていたのだ。

ところが、自分でやってみると、構図は勿論、カメラの位置、明暗、
光の当たり具合、シャッターチャンス、、と、どれもプロの技はさすがに凄い。
今まで分からなかった事が見えてきた。

自分がすることによって目が鍛えられるのだ。
どうしてこんな風に撮れるのか、と思う事がよくある。

悲しいのは、そうやって目は鍛えられても腕はなかなか上がらないから
余計、悲哀を味わう事になることだ。(笑)

道は遠い。




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天高く檜香る秋

2009年09月27日 | 木彫


これ、な~んだ?!

釣りをする人なら、ケンケン釣りの潜行板、って言うでしょうね。(^^;
あの鰹なんかを引き釣りする時に疑似餌を潜らせるために付ける板。

材は檜ですが、まな板でもありません。(^^;

秋の日の午後、半日掛けて檜を削っていました。
道具はカンナではなくて、彫刻刀!

カンナ掛けなら道具さえしっかり仕立ててあれば、技量はそれほど
なくてもなんとか格好はつきます。

ところが、彫刻刀はそうは問屋が卸さない。
決定的に技量が要求される。

木をいじるのは好きだけど、そんなに手先が器用と言うわけでもない。
そんな自分に出来るのかな、と出かけた半日教室でした。
前から一度はこれをやってみたかった。

で、出来たのは、こちらの一刀彫↓ 高さ約15cm




削っている間、何とも言えないヒノキのいい香りに包まれます。
シアワセ(^^;

残念ながら緻密な所は、先生の手によるものです。
とても真似の出来ない刀使いでした。
あれを見せて貰っただけでも大収穫!


いやぁ、心地よい疲労感。(^^;



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