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【文楽】国立劇場 通し狂言 仮名手本忠臣蔵 2016年12月

2016-12-14 21:08:05 | 文楽
国立劇場開場50周年記念
12月文楽公演
通し狂言 仮名手本忠臣蔵 第一部
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第一部は大序から六段目まで。
第一部だけでもオールスターキャストな配役。
太夫と三味線のさまざまききほれ。
 
城明渡しの段の由良之助(玉男さん)が重厚。
四段目で塩谷判官、六段目で早野勘平、2つの切腹、それぞれの所作。
塩谷判官(和生さん)、シャープで精緻。
早野勘平(清十郎さん)、感情が走る。
 
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歌舞伎との違いメモ:
・高師直が強そう(白髪インテリ老人のイメージでない)
・塩谷判官切腹の段の大星力弥は、塩谷判官の近くにいる
・二つ玉の段、斧定九郎がふつうに悪党(仲蔵の工夫が入る前のかたち)、
 与市兵衛、逃れようとあれこれ粘る。
・身売りの段では一文字屋のおかみは登場しない、男が口入屋でなく一文字屋。
 縞は一文字屋才兵衛の着物の端切れ。
 
今日は討ち入りの日。討ち入り柄のクリーニングクロスいただきました。
入口に くろごちゃん。おおきい。黒い。丸い。
 
(2016.12.14)
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