レオス・カラックス、ミュージカル。
オペラの雰囲気も。物語の寓話性もあいまって。
かつ、マリオン・コティヤール演じる主人公の妻・アンはオペラ歌手で、舞台シーンも多く
オペラ(吹き替え)もミュージカルシーンの本人の歌声も聴くのも観るのも美しい。
アネットは主人公・スタンダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と
アンの間に産まれた娘の名前。
なぜアネットのボディは。
斜めにずれゆく進路は、何が原因だったのだろう。
本作は、現代に生じている根源的な事象をテーマにしているのかもしれない
とも思ったり。
直截に言うのが憚られるので、例えていうなら。
食べるという行為は、生命維持から情報を食べるほうに比重が移ってきた、
というような話と近くて。
行き過ぎた抽象化に対する、具象からのアンチテーゼみたいなことを
ラストシーンを観ながら思った。
深読みが過ぎるだろうか。
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公式サイト:http://annette-film.com/
オペラの雰囲気も。物語の寓話性もあいまって。
かつ、マリオン・コティヤール演じる主人公の妻・アンはオペラ歌手で、舞台シーンも多く
オペラ(吹き替え)もミュージカルシーンの本人の歌声も聴くのも観るのも美しい。
アネットは主人公・スタンダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と
アンの間に産まれた娘の名前。
なぜアネットのボディは。
斜めにずれゆく進路は、何が原因だったのだろう。
本作は、現代に生じている根源的な事象をテーマにしているのかもしれない
とも思ったり。
直截に言うのが憚られるので、例えていうなら。
食べるという行為は、生命維持から情報を食べるほうに比重が移ってきた、
というような話と近くて。
行き過ぎた抽象化に対する、具象からのアンチテーゼみたいなことを
ラストシーンを観ながら思った。
深読みが過ぎるだろうか。
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公式サイト:http://annette-film.com/
オープニングとエンディングの長回し風の表現がチャーミング。
(2022.4.2)