第3回文楽若手会
国立劇場 小劇場
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床と2mもない座席で観劇。舞台も近い。
こういう距離だと、演者の身体性がありありと伝わってきて
遠い席で俯瞰で観るのとは全く違う興奮があります。
ワタシは文楽観劇暦は浅くて、知見が全然足りないのですが、
周囲には青田買い的にチェックし成長に目を細める文楽愛好家が
数々おられました。
以下敬称略、
一谷嫩軍記、
睦太夫、靖太夫の、迫る語り口、
玉佳の熊谷の胆力、紋臣の藤の局の高貴、
野崎村、
咲寿太夫のおみつ、
希太夫と芳穂太夫の久作のそれぞれの味わい、
清丈の太棹の多彩な響き、
が印象に残りました。
(2015.6.27)