先日、友達のピアノデュオリサイタルがありました
その友達もデュオパートナーも私も同じ学校で
中高6年間を共に過ごした同期の仲間です。
友達がプロになってゆく姿を見ていると
こっちまでなんだか嬉しくなってきます。
プログラムは
モーツアルト/2台のピアノためのソナタK.448(375)より第1楽章
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71a
ラフマニノフ/2台のピアノのための組曲第2番Op.17
でした
くるみ割り人形は耳にしたことがある方も多いのではないかと思います。
中でも花のワルツが好きです。
あとラフマニノフの演奏がとにかくすごかったんです。
激しいメロディーが沢山あって圧倒されました。
会場は区の所有する小ホールでなかなか魅力的なところでしたよ。
舞台正面には木の大きなパネルがあり
その手前にグランドピアノが
2台向かい合わせにして置いてありました。
ピアノの曲線部分は少し重ねるように置かれ
音響のためか手前側のピアノは天板が外されていて
奥のピアノは大きく開いていました。
二人はお揃いのドレスで登場。
友達は紺色、パートナーは水色です。
スカート部分が何枚もの薄い布で段々にレイヤードされているので
ロング丈のどっしりした重さがなく
ふんわりとした軽さが印象的でした。
表面にはクリスタルのようなものがちりばめられているので
華やかな舞台照明を受けた二人がとても魅力的に輝いていました。
演奏が始まりそれまで静まり返っていた会場に
果てしない努力の賜物であろうすばらしき音色が流れてきます。
2人と2台のグランドピアノを覆う様に空間が広がり
お客さんをみるみると吸い込んで人々に感動を与えてゆきます。
そんな彼女達を見て感動のあまり涙しそうでした。
今振り返ってみると、あの時きっと
2人の中に、空間を生み出すプロとしての顔を見ていたのだと思います。
のめり込むように楽器を奏でる姿はとても美しかったです。
ここで少し建築について色々考えささられたので書きたいと思います。
グッピーは建築を学んでいて、場所(空間)を作る立場にいます。
今回の演奏を見て、建物は人間が生み出す空気(雰囲気)をサポートする
そんな空間であるべきなんだろうなぁと感じました。
とはいえども、それらを引き立てるために
出来るだけ簡素に作ればよいというわけでもなくて
引き立てて盛り上げるための建築装飾=インテリアも
欠かせないのです。
そういえば、以前見たテレビ番組で
「廬山人という陶芸家が作った食器は
食べ物を引き立て、かつ美味しく食べられる良い食器だ。」
と言うことが紹介されていました。
高級日本料理店で愛用され
料理人に好まれる食器のようです。
食器は食べ物と食べるという行為を
そして建築は人と人の行為が生み出す空気を引き立てる、
どこか共通した役目があるのではないかと感じます。
廬山人の器のような建築を作れるようになりたいです
建築を作る上でのポリシーが増えた気がして
なんだか嬉しいです。
ありがとう
その友達もデュオパートナーも私も同じ学校で
中高6年間を共に過ごした同期の仲間です。
友達がプロになってゆく姿を見ていると
こっちまでなんだか嬉しくなってきます。
プログラムは
モーツアルト/2台のピアノためのソナタK.448(375)より第1楽章
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71a
ラフマニノフ/2台のピアノのための組曲第2番Op.17
でした
くるみ割り人形は耳にしたことがある方も多いのではないかと思います。
中でも花のワルツが好きです。
あとラフマニノフの演奏がとにかくすごかったんです。
激しいメロディーが沢山あって圧倒されました。
会場は区の所有する小ホールでなかなか魅力的なところでしたよ。
舞台正面には木の大きなパネルがあり
その手前にグランドピアノが
2台向かい合わせにして置いてありました。
ピアノの曲線部分は少し重ねるように置かれ
音響のためか手前側のピアノは天板が外されていて
奥のピアノは大きく開いていました。
二人はお揃いのドレスで登場。
友達は紺色、パートナーは水色です。
スカート部分が何枚もの薄い布で段々にレイヤードされているので
ロング丈のどっしりした重さがなく
ふんわりとした軽さが印象的でした。
表面にはクリスタルのようなものがちりばめられているので
華やかな舞台照明を受けた二人がとても魅力的に輝いていました。
演奏が始まりそれまで静まり返っていた会場に
果てしない努力の賜物であろうすばらしき音色が流れてきます。
2人と2台のグランドピアノを覆う様に空間が広がり
お客さんをみるみると吸い込んで人々に感動を与えてゆきます。
そんな彼女達を見て感動のあまり涙しそうでした。
今振り返ってみると、あの時きっと
2人の中に、空間を生み出すプロとしての顔を見ていたのだと思います。
のめり込むように楽器を奏でる姿はとても美しかったです。
ここで少し建築について色々考えささられたので書きたいと思います。
グッピーは建築を学んでいて、場所(空間)を作る立場にいます。
今回の演奏を見て、建物は人間が生み出す空気(雰囲気)をサポートする
そんな空間であるべきなんだろうなぁと感じました。
とはいえども、それらを引き立てるために
出来るだけ簡素に作ればよいというわけでもなくて
引き立てて盛り上げるための建築装飾=インテリアも
欠かせないのです。
そういえば、以前見たテレビ番組で
「廬山人という陶芸家が作った食器は
食べ物を引き立て、かつ美味しく食べられる良い食器だ。」
と言うことが紹介されていました。
高級日本料理店で愛用され
料理人に好まれる食器のようです。
食器は食べ物と食べるという行為を
そして建築は人と人の行為が生み出す空気を引き立てる、
どこか共通した役目があるのではないかと感じます。
廬山人の器のような建築を作れるようになりたいです
建築を作る上でのポリシーが増えた気がして
なんだか嬉しいです。
ありがとう
私、行動を起こすのに少し時間がかかるので、行動する重要さを肝に銘じないといけないなぁと思いました。
これからももっといろいろと行動したいと思います