グッピーのブックレポート

ネイリストグッピーの日記とブックレポート♪
子供向け動画「にこちゃん」も❣️
絵も販売してるよ🎨詳しくはマルシェル見てね

読書中 椿姫

2018年07月05日 | 小説レポート


久しぶりの小説『椿姫』の読書中🎵📕🎵
一度読了したけれども、それは内容をほぼ忘れるほど前で、
ただ、よく泣いたことと心動いた傑作だったことはものすごく覚えています。

歌劇にもなったこの作品。モデルだけでなく俳優も目指し初めてから読む椿姫。
読む視点も少し変わりワクワクしています。

読了したとき、今回はどのようなことを感じるでしょうか。
楽しみです✨😊💕


グッピー

プレゼント

2009年04月12日 | 小説レポート
久しぶりにブックレポートです。

今回は心温まる短編集です。


『Presents』 著/角田光代 絵/松尾たいこ 双葉文庫


本屋さんで見かけた方も多いかも知れません。

白地に明るい小花のリースが印象的な

なんとも春らしい表紙です。




この本を読んで、一人の人がこの世に生まれてから

死を迎えるまでにもらうものは、

その人そのものを表しているのかもしれない、と思いました。

人はそれぞれ

誰かから何かを貰い

貰ったものと共に年をとっていく。



今後貰うかもしれないプレゼントの話は

未来の楽しみの一つに、

今までに貰ったことのあるプレゼントの話は

共感や懐かしさを感じました。

プレゼントを角田光代さんからも頂たような気持ちで

非常に心が豊かになれます。

生きていく中で貰う様々なプレゼント。


是非皆さんにも読んで欲しいおすすめの一冊

グッピーから、春の『Presents』です。
                           




スローグッドバイ

2007年07月27日 | 小説レポート
石田衣良の恋愛小説の短編集です
「スローグッドバイ」集英社文庫
読みやすくて心に残る文体がとても好きです
読んだ後の余韻がたまらなく心地よいです
特に「ローマンホリデイ」が面白いですよ♪
様々な恋のお話のバランスが取れていて
全てが恋愛小説なのにも関わらず
楽しく読めました
恋愛の深さと石田衣良さんの才能に関心です
「スローグッドバイ」という少し変わったお話が
一番切なかったです
最後に書かれていた著者が提案するこのお話の読み方で
もう一度読んでみたいなと思いました

リレキショ

2007年07月01日 | 小説レポート
「リレキショ」中村航著/河出文庫 は読者に勇気を与えてくれます。

この本を読んで感じたことは、意思と勇気が持つエネルギーはものすごく大きくて
それだけで人間が自由になれるんだぁということです。


主人公の良は、ある日半沢橙子に拾われて橙子の弟になります。

良は履歴書を書くことで、アイデンティティーを形成してゆき、

一人の人間として自立していきます。

唯一の所持品である小型電気カミソリが、

彼にとって「どこにでも行ける切符(通称どこ1)」となって

彼の新しい生活を切り開いていくアイテムとなります。

そういっったアイテムが「どこ2」、「どこ3」と増えていって

彼は次第に成長してゆくのです
                 

いざというときに、自分の意思を尊重したり

勇気を出せるアイテムを沢山持っている人は、幸せねぇと思います。

そういう「どこでも行ける切符」に囲まれて生きて生きたいと思いました

個人的には余韻が好きです


物事がうまく行かないときや、ポジティブ思考でなくなったときに読みたい

青春ファンタジー

私にとっての『どこでも行ける切符 』の一つ

おススメです