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グッピーのブックレポート

ネイリストグッピーの日記とブックレポート♪
子供向け動画「にこちゃん」も❣️
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辛いことがあった日は

2010年09月26日 | グッピーエッセイ
辛い事があった日は美味しいご飯を食べましょう

手を洗って爪もブラシを使って

綺麗さっぱりにしてからお米を研ぎます

一度目のお水はたっぷりの量で

さっさっと混ぜてから早めに水切りしてくださいね

二度目からはお米が欠けることのない様に

優しく丁寧に心をこめてきゅっきゅっきゅっ

お水が透き通ってきたらしっかり水切りをして

美味しいお水を給水させてあげましょ

炊き上がったら15分蒸らすのを忘れずにネ

ご飯の香りに満たされて食べたくてたまらないけれど

ここはがまんがまん

お待ちかねの盛り付けは

お料理本のように美しくすれば3倍美味しくなりますよ

そして少しだけお気に入りの具をのせて

明度の低い色のランチョンマットを敷いて

「いただきます

ほかほかの湯気に包まれて美味しいご飯をいただいているうちに

雑念は忘れて日本人でよかったなんて平凡な気持ちになれるから

辛いことは全て美味しいご飯と一緒に糧にして

次なる道へ進みましょ


辛いことがあった日は

美味しいご飯を食べましょうネ







今日は秋

2010年09月23日 | グッピーエッセイ
ゴロゴロゴロゴロザーザーザーザー
ゴロゴロゴロゴロパラパラパラパラ

9月に入っても暑い日が続いていましたが
皆さんは朝夕の気温変化に体調を崩されていませんか
グッピーは目覚めのときに少しのどの調子が良くない日もありましたが元気ですよ

今日は秋口らしいお天気ですね
お庭に咲き始めたシオンの花が大粒の雨に打たれて
少し気がかりですが、これも毎年目にする光景なので
温暖化現象で抱いた不安が和らぐ気がいたします。

シオンの花はグッピーのプロフィールの写真ですよ
「鬼の醜草(おにのしこくさ)」という異名があるのですけれども・・・
今年のお庭のシオンはまさにその通りだわと思いました
雑草の様に簡単に折れてしまうのですが
数日後には折れたところから新芽が出ますし、
通常は1.5m程の丈のところ2m~2.5mにまで成長し
お花は約130輪もついていています
学名はaster属[aster tataricus]ですよ。asterはギリシャ語で星を意味するそうです
見上げるほど丈の高い茎の頂部に小さい花が沢山ついていて
星空を見ている様な気がしないこともないというかんじなのです

鬼の醜草より学名の方が雰囲気がよいので学名に一票

絶滅危惧種の鬼の醜草が
春先にどこでも見かけるハルジオンの様に
公園や道で見かけるお花の一つに戻ってくれる日が来ることを
秋の星空に願いたいと思います






グッピーの修論の日々

2010年02月28日 | グッピーエッセイ
修論の提出が終わって半月。
ときの流れは早かったり遅かったりと、
本当に不思議なものですね
論文の提出が終わったら少しは休めると思っていたものの、
発表会の準備が案外大変で、息をつく間もありませんでした。
正直なところ、発表までの数日間が一番辛かった気がします。
そんな日々を送る中で学んだことのうちの一つは
グッピーの生活スタイルまでも変えました。

提出が近くなったある日、アルバイトで失敗をしました。
論文の疲れも溜まりはじめていたせいか、
前回も同じ過ちをしていたのです。
バイト中はずっとやるせない気持ちで集中できず、
その気持ちをずるずると引きずりながら学校へ行き、
PCの前に座ってもその重たさをを取り払うことが出来ませんでした。
左手から右手へとゴロゴロ転がすように晴れない気持ちのやり場を探し、
捗らない状態のまま作業を続けて数時間。
ふとある思いが浮かんだのです。


それはそれ
これはこれ
それとこれは別ものと割り切ろう


今思えば、以前両親や店長が似たようなこと言ってたっけ

それから数日間、気持ちの切り替えに徹していたら、
気が随分楽になりました
そして何かが何処かへ飛んでいってしまったような気もします。


発表が終わって一週間。
論文の合格判定も出てようやく一安心
これで一級建築士の受験資格も得られるので、
なんだか勉強にも本腰が入ります
まだまだ卒業までにやらなければならないことは山ほどあるので
残りの3週間を大切に使って、少しでも
有意義に過ごしたいなと思っています

卒業が楽しみだなぁ

雪のしらせ

2010年02月01日 | グッピーエッセイ
今日は雪ですね。**
気がつけば窓の外は真っ白。
こんなときしんしんという雪の擬音語がしっくりきます。
でも今日の雪は何だか忙しそう。
あまりしんしんというかんじで降っていない気がします。
久しぶりに降るからかな。それとも
自分の頭が論文でいっぱいで
忙しいいそがしいと思っていたからそう見えてしまっただけなのかな……。

これはきっとシグナル。




母校の教育理念のひとつに
「こころの健康 体の健康」
と言う言葉があります。こころと体は親身一体。
この二つを切って考えないことが元気でいられる秘訣だと言うことに
ようやく気がついた今日この頃。
こころと体が常に発するシグナルに敏感になれるように心掛けていたら、
そうしているほうがよっぽど健康で元気にいられることを知りました。



まさか雨が雪に変わっているなんて……雪のひとひらも思わなかった。
雪が各地で降っていることは知っているのに、
必死すぎてその光景にすら全く気がつかなかった。
こころの健康のための体のシグナル。
今日は雪が降って本当によかった
ありがとう

花火

2009年08月09日 | グッピーエッセイ
みーんみんみんみんみー

みーんみんみんみんみんみー

夜になっても泣き止まぬ蝉の声。
生ぬるい空気は、汗も出ぬほどむっとして息がつまる。
28度の除湿よりも窓を開けていた方がいくらか涼しい。
この暑さの中で私の頭は
いったいどれくらい回っているのか。

カッチーッ  カッチッン

カッチーッ  カッチッン

一人きりの研究室に切れの悪いマウスの音が響く。
脳みその悲鳴が聞こえるようだ。
最近は大学に入り浸り、ひたすら論文の資料を作っている。
ようやく先が見えてきたものの、
それが終われば新たな資料が待っている。
人間がやるには単純すぎるが、機械が出来るほど容易ではない単純作業。
この蒸し返すような暑さの中で
たいして頭を使わないで作業を繰り返していると、
暑さに頭がやられて悲鳴をあげているのか
それとも作業に疲れて脳みそが仕事をさぼって駄駄をこねているのか
全くもってわからなくなってくる。
意識を遠くに押しやりながら坦々と作業していると

ぼん

ぱらぱらぱら

ぼぼん

ばらばらばらぱら

空気を揺らす大きな音。
隣の校舎に映る鮮やかな明かりが花火の美しさを物語る。
方角的にどうしても見られない。



私は不意に目を閉じ耳をすました。

ぼぼんぼん

ばらばらばらばら

脳裏にぱぁと花火があがった。
赤とピンクの花火だった。
目をつぶるとこんなにも豊かな気持ちになれるものかと
我ながら驚いた。そしてしばらく音に集中して花火の音を楽しんだ。
生まれて初めて、耳で鑑賞した花火大会だった。



花火は見るものだ。
音ではその花火が「菊」か「柳」か分からない。
でもあの大きな花火音こそが
花火大会の醍醐味なのかもしれない、と思う。

みんみんみーん

カッチーッ カッチッン

いつの間にか花火は終わって蝉の声と蒸した空気に包まれる。
花火のお陰で少しばかり悲鳴の訳を感じる。
頭は回っているけれど、やはり脳みそのどこかが暑さにやられているようだ。
この蒸し暑くてもわっとした空気を
花火につめ込んで打ち上げれば、からりとした夏が来るんじゃないかなんてことを
回らない頭で一生懸命考えたりしている。