生に強く向かうもの

生に強く向かうものは　

いきいきしていて　

きらきらときめき　

白いキャンバスと筆の出会い　

木の葉と木の枝の哀しい別れ　


そのもの自体も

見ているものも

元気と

希望が

どこからともなく湧いてきて

結果的に多くのものを

生かすことに繋がるのかな　

トンボ

さわやかな朝の９時を過ぎた頃

トンボがお庭の木の手すりに止まりました

「おはよう！」

朝日に照らされた

薄くて透明の羽がきらきらと煌めいて

模様はレースのように透けていて

とても気持ちよさそうに見えました

しばらくするとトンボは飛び立っち

「今日も頑張ってね♪」と一言。

また遊びにきてくれるといいな

樹木の悩み

　
もしも私が樹木ならば
大地と
天空と
お日様と
お月様と
しとしと雨と
湧き水と
イモムシと
ハトに
支えられているのでしょう
もしかすると
甘えなのかもしれません

でも　例えば
ハトのさえずりと
イモムシのときの流れが
癒してくれて
そよ風が優しい言葉を
かけてくれたとしても
どう甘えたらよいか
よくわからない

それは樹木にとって
とてもとても切ない悩みなのです
近い将来
ハトと
イモムシと
そよ風と
心が通う日が来ることを
もしも私が樹木ならば
お星様にお願いするのでしょう

夢と幸と時と心地

一緒にいると心地のよい仲間に

夢を語れる幸せを

いつまでも　大切にしていたい


一緒にいると夢を追える仲間が

幸せに感じるひとときを

いつまでも　大切にしていたい


一緒にいると幸舞い込む仲間と

ときを過ごす心地よさを

いつまでも　大切にしていたい


一緒にいると時を忘れる仲間の

心地よい程大きな夢を

いつまでも　大切にしていたい

見栄の仲間

自尊心

不安感

熟れる前のくだもの

贅沢品

装飾品

小心者の私は

どれも失ったら困るけれど

ひと山超えたい　見栄の仲間