悲しみの果てに明け暮れて

心と臓器は繋がっている
心が傷み 臓器も痛む
臓器は心の表現者

悲しみの果てに明け暮れて
人はひとつ大人になる
悲しんだ自分を受け入れている

意志で傷みを解き放ってみれば
傷跡の悲鳴だけが体に響く
臓器は心に訴えているのだろうか

悲しみの果てに明け暮れて
人は事実を受け止める
心を守り 臓器も護る

悲しみの果てに明け暮れて
意志がひとつ大きくなる
悲しんだ自身を受け入れている



2014/05/14 グッピー

蛙の子

蛙の子はおたまじゃくし

にわとりの子はひよ子

猫の子は子猫

犬の子は子犬

生まれたときも環境も違うのに

親にそっくりで似ている

だからやっぱり

蛙の子は蛙



2014/05/14 グッピー

明日を迎える人へ

毎日行動してみること
夢を目指して
考えに基づいて

毎日腰を上げてみること
発展に向けて
幸せを配りに

毎日続けてみること
未来のために
生きるために

今日は何の日

本日　超奇跡的偶然が起こり

類は友を呼ぶ　という言い伝えが

友と友達でいられてよかった　と思わせてくれた

超必然的奇跡記念日　になる

病人と故人

体が不自由でも

意識さえあれば笑みを分かち合えて

目を閉じ意識なくとも

命さえあれば希望を抱ける


時を越えて時代の人になっても

彼らの心は我々を幾度も励まして

苦しみの裏にある掛け替えのない

ほんのわずかの繊細な喜びを

惜しみなく与えてくれる

彼らは宝石のように美しい

優しく強くときに脆くて儚い



新しくなった健康保険証の裏側の

臓器移植の意志記入欄を前に

少しでも生きる奇跡にかけたいと思った

もやもやとした迷いが晴れてゆく

儚い命に感謝の意を込めて