BUCKLEBOX-BLOG

食玩とかプラモとかうだうだ

シン・ゴジラ観てきた(ネタバレ有)

2016-07-30 19:04:09 | アニメ・特撮
昨日、シン・ゴジラ観てきました。
レイトショーでしたが観客は割りと多目だった・・・かな?封切当日としてはどうなのか。
帰りに振り返ると、自分と同類と思しき風体の皆様方がちらほら。

今まで見たゴジラ映画とはずいぶん違う方向の映画だとは思いましたが、かなり面白かったですよ。

最初に感じたイヤな予感
「あの形態のゴジラはラストシーンにしか出てこなくて、映画の本筋はゴジラ情報に振り回される日本人をシリアスなギャグ込みで描くドラマなんじゃ?」
その予感は中盤の展開で見事に外れてホッとしましたが、このあたりから映画の温度が激変しました。

そして次に感じたイヤな予感
「人間側の最後の対抗策が成功してメデタシメデタシ・・・ラスト5分前ですべてがひっくり返って人類敗北ラストになるんじゃ?」
普通のゴジラ映画なら絶対思わなかったろうけど、個人的な監督へのイベージがなせる業です(苦
こちらも無事に予感は外れました。

雑感
・ゴジラが背中からレーザー乱射する元ネタって、ゾイドのセイスモサウルスだよね?
・要所要所での津田寛治の異様な存在感。龍騎での「おいバカシンジー!」ってセリフが聞こえてきそう・・・・あれ?庵野監督でバカシンジ・・・あれ?(記憶が錯乱中)
・これ、劇場版パトレイバー第1作じゃね?
・あのラスト、続編込みのラストなのか?その前に監督はやるべき作品があるけどな。

想定外の事態に右往左往しつつ普段窓際に居るような連中が能力を発揮して反撃の糸口を掴んでいく。
自衛隊は非常に頼りになる連中だけど、これも普段はまっとうに評価されにくい組織だから上記の連中と同じか。
何をするにも面倒な稟議とハンコが必要で非効率ながらも必死に頑張る連中。

劇中ではやる気のない役立たずと思われながら、意外な形で彼らなりの活躍する人たち。

見終わった後に悪い気分がほとんど残らない。これはすごいと思いました。

これは観ておくべきですよ奥さん。