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グッバイ!ブルースワット 3

2016-06-22 19:58:07 | アニメ・特撮
ようつべ東映公式のブルースワット配信終了したのが5月。
リアルタイムでは見てなかったので配信が始まった時にはワクワクしました。

・・・・ええ、色々と評判を聞いていたので冷やかしが半分入ってたのは否定しません。

終わってみれば、シリアスなのかギャグなのかよーわからん雰囲気が漂う佳作(俺的に)でした。
お約束を打ち砕くストーリーかと(ちょっとだけ)思ったら、お約束を納得しないと話が進まなくなろうとは。
大鉄人17を思い出した。なんでだろう(棒)

BSのシグはスペーススワットの宇宙人で、スペースマフィアを追って地球に来た際、地球で活動するためやむなく
地球人「広瀬 剛」にインヴェード(乗り移り)するのですが、広瀬家は以前に事故に遭い、妻は死亡、本人は脳死状態で、
息子で意識が回復しないザジへ将来の臓器移植のためコールドスリープされていた所をインヴェードしたのです。

この設定がBSの縦軸を構成していて、前半ではザジにスペースマフィア指揮官ジスプがインヴェードしてシグと因縁の
対決を繰り返し、後半ではシグと「広瀬 剛」との同化現象が進み、最終的にシグはザジの父親・地球人「広瀬 剛」として生きる
事を選択します。彼が真の主人公と言われる所以ですな。


物語も終盤です。
敵側のスペースマフィアがついに本気になった!首領であるクイーンが大船団を率いて地球へ侵攻だ!

・・・・速攻でプラチナムさんに大船団を殲滅させられるスペースマフィア(えー)
よかった!これでお金がかかる大規模戦じゃなくてゲリラ戦レベルのちまちました話が続けられるね!

なんやかんやあって、ジスプがクイーンを裏切って「俺がキングだジャスピオン」と宣言!
スペースマフィアを掌握したぞ!その方法とは?

「宇宙生物なら誰でも従わせるフェロモンでみんな支配下に(笑)」
「なんとシグまでもフェロモンにかかって(爆笑)」
「なんとクイーンまでも(さすがにこれは哀れみを感じた)」

なんやかんやあってキングジスプを倒したぞ!でもクイーンの最終作戦がまだ残っていた。
「作戦内容:地球に大彗星を衝突させる」
東映って好きだなこういう展開。

さて、シグと広瀬剛の体はいよいよ融合が進み、ついに分離不可能となります。
時を同じくして、ザジの容態が安定し、シグとの移植手術のため皆で病院へ。
そこでシグはスペーススワットの隊員の証「戦士のナイフ」をショウとサラに渡す。

え、wikipediaに確かにこのナイフの事載ってたけどさ、こんなに終盤の話だったの?

手術が始まるも、復讐に燃えるクイーンは病院を襲撃する。
手術を終えたばかりのシグも加わりBSは敵を撃退した・・・筈だった。
あっけなく撤退したと見せかけて、地雷原を置き土産にしたクイーンさん。相変わらず地味な展開だ。
人間となり、エイリアン時代の超感覚を失っていたシグは気づかず地雷を踏んでしまった!
ショウとサラに逃げるよう言うも、2人はさっきもらったばかりの例のナイフと石ころを組み合わせて地雷を押さえつける。
そして3人はジャンプ!地雷を撃つ!って撃つのかよオイ!なんでわざわざ撃つんだよ!辛くも爆発から逃れる3人。

「折角のナイフがなくなってしまった」「ナイフも本望でしょう」とか綺麗に纏めようとする3人でした。

ガバナス星だか暗黒星だか大彗星はプラチナムさんの特攻で辛くも消滅し、残るはクイーンだ!
自分の意思でハイパー化できるようになったショウのドラムガンファイヤーで勝利!

ラスト、人間・広瀬剛としてザジと一緒に生きる事を選択したシグ。
ショウとサラは、プラチナムさんの志を継いで宇宙を守る戦士となって宇宙に飛び立つ。
セイジはパソコン教室の講師となり、スミレちゃんは大学に戻る。

ブルースワットの戦いは一般市民には知られる事はなかった・・・・・・・・


確かに雑な脚本だなーと思う事もありましたが、このカオスな雰囲気は結構好きでしたよ。
この時期のメタルヒーローって、何でもありな自由さが感じられるんです。
だからビーファイターとカブトは戦隊寄りな感じがしてちょっと残念だなーと以前の配信の時感じました。

絶対許せねぇなショウ。キツ目なお姉さんなサラさん。真の主役シグ。
何でも開発しちゃうセイジ君、後半印象が薄かった荷物運びメインなスミレちゃん。

ありがとうブルースワット!ビーファイター特別編でまた会う日までさようなら!