Salsa する?

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ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

ディスコ世代のランウェイ 終活⁈ vs GG STAND UP!!feat

2019-12-11 20:18:16 | サルサ


◇忍び寄るBB現象・・・・・・◇

チョット前まで、
老化なるものは、徐々にジワジワとくるモノだと、うすボンヤリ思ってた。
だが直面した現実は、齢の臨界線を突き付けるものだった。

ある日突然、物を噛むと歯茎が浮き、
生まれて初めてのモゴモゴ感覚にオタオタしたり。
いつものようにガシガシ歩いてると、
膝の辺りに擦れるようなコキコキ音と鈍痛が来る。

歯医者に行けば、
経年による歯の摩耗と歯茎下がり。。と事も無げに言われ、
いつもの整体の先生には、
『O脚になってないけど、O脚になる前兆かな

 運動不足デス』と。

高価な薬用歯磨き粉も
週4のプチ筋トレも
エレベーター・エスカレーターに頼らない階段昇降も
老化の速度には追い付かないらしい、、

そのうえ、
親に心配してもらっていた側から、親の急激な老化をオロオロと見守る側になり、
グッスリ眠れた日々は、どんどん遠のいていく。

モヤモヤした不安の増殖を防ぐためのこれらの努力が、
老化の速度に負けている、、と思いたくないのに、
何故かモチベーションが、ちいさくなっていく。

そして世の中の風潮は、
昭和のど真んなか世代の終活を煽っている。。
分かるけど、判るけど、色んな勇気が削がれていく。
<終りを活くる>という当たり前の文字に・・・

そんな真っただ中、
サルサや色んなダンスを踊っていた時の、赤々とした熱を忘れそうになっていた。

そんな時、このモヤモヤを言い当てるような、上等なエスプリと切な歌に、                    
一瞬で血が騒いいだ。                         ↑
                            プロモーションビデオ観れます🎵

そう!
ワタシも自分の唾液にむせ返る変な咳と、真夜中の目覚めに戸惑っていたから。。


GG STAND UP!!feat 木梨憲武 


ほうれい線もなかった頃、
誰かの懐にポン!って入り込む無防備さで、人生のランウェイのど真ん中を歩いてた。

それがいつの間にか、ランウェイの端を歩いている自分、、
明らかに、心は先細りになっている。

昭和世代のイケイケゴーゴーのキラキラ✨した時間は、
平成に訪れることはなく終わり、令和へ。

もはや江戸時代の人のような括りの昭和世代。
だが、
忘れていた昭和のカッコ良さが、ノリノリのメロディで聞こえてきた。

ミュージックビデオには、昭和世代の有名人がうじゃうじゃ。
その中でも、渋くシュッとしたスーツの紳士が一人。
デコトラにさり気なく佇む菊池武夫氏、80歳。
沢山の努力と沢山の無駄を削ぎ落としたカッコ良さがあった。

そして
この歌もリズムもダンスも、ぜーーーんぶがディスコ世代への応援歌なんだと。
憲武さん自作の歌詞に、わかる!わかる!!と苦笑いしながらも、
音楽やダンスって、
こんなに人を勇気づけるモノだと、改めて思い知った。

来るモノはしょうがないが、
せめて自分らしくいられるよう、自虐でも楽しく捉えるのもアリなんだと。

で、チョットだけ意を決し、
終活の基礎知識みたいな本ではなく、終活写真館の小説をチョイス。
人の作った物語りから、ナイスなことを見つけようという虫のイイ魂胆で・・


◇雨利終活写真館 芦沢央◇


読み物としては面白いが・・・ほとんどは役に立つわけではなかった。
だが、
一つだけ、これはイイぞ🎵と思う事があった。

孫が見た70代の祖母の遺影の場面で、
大好きな赤のギンガムチェックのブラウスに、真っ赤な帽子をチョンと被り、
満面の笑みで、
指には大好きな麻雀の牌の「中」が挟まれている。

葬式に来た人は、泣くよりも思わず笑ってしまう。。という。


終活という言葉はキライだが、 
こんな風にエスプリ的な楽しみ方は、人をとても魅力的で豊かに魅せる。

どこかやり切れなかった想いは、
本の中の数行の文字によって、息苦しさを緩めてくれた気がした。


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2 コメント

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おぉぉ~~うれしい♡ (gumrie)
2020-01-04 16:54:50
いつもいつも
自分の伝えたい言葉が
巧く伝わっていない気がしてました。。

<エスプリの富んだ>という箇所で
思わず、天を仰ぎました

毎回ドキドキしながらアップしてる私です
ありがとう------(*ノωノ)
返信する
エスプリ (FUSA)
2020-01-04 11:37:26
初めて訪問させていただきました。
記事をいくつか拝読いたしましたが、独特のエスプリに富んだ秀逸な文体、とても楽しく読ませていただきました。
これからも時々覗かせていただきます。よろしくお願いいたします。
返信する

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