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「家、ついて行ってイイですか❓」 Bad endはない!今を生きる人たち、を映すテレビ東京

2019-01-10 18:01:47 | ドキュメンタリー・その他


2019年除夜の鐘が終わる頃、ただただTVに釘付け。
その真裏の紅白歌合戦では、
ゴージャスにイッサのUSAやユーミンとサザンが歌っていた、、

私が観ていたのは、テレビ東京「家、ついて行ってイイですか❓」。
大晦日21時~元旦0時30分までの生放送で、
いつもの水曜の編集したビデオだけではなく、年明け取材を7軒放送。

この番組は、終電間際の時間帯に取材開始。
街で声をかけた人に、
「タクシー代お出ししますので、家、ついて行ってイイですか?」と訊ね、
『イイですよ~』と云った人の家に取材に行く。

そこで語られる老若男女のこれまでの人生は、脚本家でも考え着かないような人生で、
最初の頃は、ヤラセだと思っていた。

気軽に声をかけた人が、みんな波乱万丈な生き様をしてきた、、とは信じ難かった。
それほど、ウソみたいな話ばかり。
だが半信半疑のくせに、引き込まれていく内容のモノばかり。

なぜだろうか、
自分の人生を語る人たちは、
諦めではなく、
達観した気持ちと希望の気持ちを織り交ぜ、微笑みながら他人事のように話す・・・
それは、
あまりにも出来過ぎた番組・・・じゃないか。


大晦日をまたいで元旦の特番は、壮絶な話を見出すテレビの裏側も見せてくれた。
ナニカと虐げられてる感のあるテレビ東京だが、この企画はテレビ東京の渾身だと思う。


◇家、ついて行ってイイですか❓◇

大晦日を終えようとしている時、ライブで7軒の家にカメラが。

明るく屈託のない美人姉妹と母は、大黒柱の父親の闘病と認知を介護。
姉妹は半年の介護休暇を交互に取り、
父を看取る最後の日まで、一日も一人にしなかった。

共働きゲーマー夫婦は、かなり乱雑極まりない部屋でゲームの世界に没頭。
こんな生活で大丈夫?と思いきや、
バーチャルな世界で繋がった友人と、夫婦の家で年越しそばを作り真夜中の元旦を祝う。

整体師の父と相撲大好きの息子の二人暮らし。
お喋り好きの父親は、テレビ東京を大絶賛していた。
父曰く
「湾岸戦争の時、テレビ東京だけがムーミン特集をしてたんだよ!
オレ、その時からテレビ東京が大好きになったんだ🎵」


病院の医療事務の青年は、調理師を目指し上京するも、病気になる。
長く立つ調理の仕事を断念し、医療事務を続けるか…悩む日々。
そこへ「家、ついて行っていいですか❓」の取材を受けたことがキッカケになり、
人生の岐路に立つ決断をする。

50代の女社長は、娘が幼い頃ご主人を亡くし、
一年前その22歳の愛娘を突然死で亡くした。
今は、恋人が一緒に暮らし、友人たちに支えられカウントダウンを迎える。


路上ライブをする50代ミュージシャン。
20代の頃、デビューするチャンスがあったが、レコード会社と決裂。
結婚から姑問題、離婚、交通事故、示談。。よくある話だが、
事故の後遺症で障害者となる。
生活は国から保証されているものの、娘に仕送り出来ない現実。

それでも彼の歌で励まされた人達の支援は、切れることなく続いている。
自分の歌に励まされている人たちのために、彼は路上ライブし続ける。。
命の限り。。。。

猫喫茶を経営する工藤静香似の60代女性。
ココ10年の年末年始は、一人で過ごしている。
彼女は止めたくても、子供への虐待が止まらなかったという。
後悔と決別が、交互に彼女の内側から滲み出てくる。

快く取材に応じてくれ、穏やかに、淡々と話す人達。
きっと、
吐き出したい気持ちが抱えきれぬほど、詰まっていたのだろう・・・
取材が始ると、誰に聴かせる風でもなく、言葉が止まらなくなる。
収録の終わり頃には、
話終わった安堵感と優しい笑顔で、スタッフを見送る風景で締めくくられる。


今回の特番には出てこないが、
以前見た家族はどんな背景がそうさせたのか、、と思う家族がいた。
全員が赤の他人なのだ。

パッと見には、
父と、娘たちとその恋人が暮らしている家族だった。
父と娘は競馬場で出会い、「行くところがない」という女の子と同居することに。
その娘が、施設で虐待を受け続ける女の子を引き取り、また家族が増えた。
娘の恋人は障害者だが、息子のように受け入れられ家族になった。

映画のような話だが、苦しい状況から新たな家族と出合い、
ようやく乗り越えてきた先の笑顔だった。


◇Bad endはない!を映す テレビ東京◇

放映されたビデオは、ごく一部。
多くのスタッフが、毎日夜更けの駅に立ち取材を繰り返す。
一番採用の多い人は58本流れ、少ない人は3本だという。
物凄い数の取材から成り立っている番組だったと知った。

そして渾身の取材から
いつもいつも感じさせられるのは、

人生にバットエンドはない、、
まだ先に続きがある!
希望は、今を生きる先にある。。

これまでの自分の人生を否定しないために、笑って生きていく。
画面から、
見る側に、くっきりとこれらの足跡を残していくのだった。

実は、
整体師のお父さんが言っていたことで、思い出したことがある。
湾岸戦争の時、テレビ東京以外のテレビ局は戦争報道一色。

アニメ「ムーミン」を何時間も流し、取材費とか様々な理由が取りざたされ、
冷ややかな言われようだったテレビ東京。

2011年の東日本大震災で、大混乱の真っ最中。
ラジオ局で何日間も「アンパンマン」の曲を流し続けた話しがあった。
被災した子供も大人も、この曲で救われたという。

なぜか
私は、整体師のお父さんと同じ気持ちになった。
こういうテレビ局があって、大いに結構だと。。

大晦日から年明けの夜更けに、この番組を観れたことに、心から感謝したい。

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