G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

カワダ工業 papernano PN-105 サグラダファミリア

2014年10月16日 | その他の模型




模型屋さんに行き、目的の物が品切れで購入出来ず、かと言ってせっかく来たのに何も買わずに帰るのも何だかなーって時、ありますよね?
今回はそんなシチュエーションで購入したペーパーキットを組み立てます。
この可愛らしい小箱はカワダ工業から発売の「ペーパーナノ PN-105 サグラダファミリア」です。
数ヶ月前にスペインへ旅行した際に実物を見たのを思い出して購入した次第。
余談ですが、旅行のパンフに「聖家族教会」とあり、旅行開始後にサグラダファミリアの事だと知り、そこで初めてスペインにあるのだと知りました。
無知にも程がありますね。誠にお恥ずかしい限り。




気を取り直して製作を開始しましょう。
キットは全て紙製で、レーザーによる精密なカットがなされています。
パーツの多さに一瞬くじけそうになりますが、秋の夜長にゆっくり組むのも良いかと思います。




このキットの製作の注意点としては、赤丸内の部分を切り離す際には良く切れるカッターナイフ(デザインナイフ等)を使うことでしょうか。
あとは似たようなパーツがたくさんあるので間違わない、折り目を付ける所はしっかり付ける、と言った所です。
説明書とよくにらめっこをし、パーツの表裏左右を間違えないようにする事も大切かと思います。





まずは土台から。
金属製の定規2本でしっかり挟んで折り目を付けます。




塔のパーツです。
折り目を付ける部分が多く、合計4本の塔を組み立てなければならないのでやや大変です。
が、この部分が組みあがると一気に全体像が見えてきますのでテンションも上がります。





塔の先端に付く教会の紋章は、端部を斜めにカットしておくと差し込み易くなります。




組み立てに使う接着剤は液状のりを使いました。
爪楊枝の先端に必要分を取って使うと失敗が少ないと思います。




4本の塔が出来上がりました。





塔の前に付く出入り口のパーツを組みます。
後退角は現物合わせで、2枚を貼り付ける際は中央部分の格子で位置合わせをします。
右端や左端で合せると中央部の格子がずれる事があるので注意が必要です。





先程のパーツの表に貼り付けるパーツです。
こちらは3枚重ねの物を3つ作ります。





立体的になりましたね!






ここからは背景のパーツです。
5枚を1つのパーツにする構造です。
くり貫かれた窓を基準に貼り合せて行くとズレにくいです。




周囲がにぎやかになってきました。




背景のパーツの前に設置する建物を作ります。
説明書の図でたくさんのパーツを貼り重ねるのを見てまたもやくじけそうになりますが、ここが終わればゴールも間近なので頑張りましょう。




14枚重ねるパーツは2枚ずつ貼り合せて徐々に枚数を減らして行くと気が楽です。




立体的な建物が出来上がりました。




建物自体の工作はこれでおしまいです。




展示ケースを組みましょう。ゴールはすぐそこです。
これも説明書と見比べながら、折る方向を間違えないように組んで行きます。





下端にエンブレムを貼り付けてケースは完成です。






建物を収め、観光客のレリーフを配置すればめでたく完成です!
外箱も可愛かったですが、展示ケースも気球が印刷されていたりしてこれもまた可愛らしい出来です。




教会を正面から。
壮観ですね!細かいっ!





実物と同じアングルから。




大きさですが、塔の一番高い部分までが約9cmです。
本棚に置いたり玄関に飾ったりするのにちょうど良い大きさかもしれませんね。




細かい部分は0.5mm以下の細さで、さすがレーザーカットと唸ってしまいます。




観光客のレリーフもまた細かい出来栄えです。
現地では全く同じ姿勢の方々を見かけたので、よく再現されているなとちょっと笑ってしまいました。


途中で出掛けたりしたので正確な時間は分かりませんが、およそ5~6時間の工作でした。
週末の夜中の過ごし方にいかがでしょうか。
以上!

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