G’Sの小部屋ブログ

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Nゲージ・KORAIL ムグンファ号の製作その13

2009年09月25日 | ただいま製作中
Nゲージ・KORAIL(韓国鉄道公社)ムグンファ号の製作その13

引き続きディーゼル機関車の加工です。

これまでの製作過程はこちら。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]




今回はキャブと逆エンドを中心に加工して行きます。
まずはデッキ付近の作業。




別パーツになっている黒い部分の床に網目表現が残っていますので
それを水研ぎして落としてしまいます。




デッキ本体とツライチになったら、次は出っ張っている渡り板を整形していきます。




ここは周囲の形に合わせておけばOK。




こちら側の連結器周りは解放テコ等の作り直しはせず、簡単な物のみの追加とします。
排障器状の物だけはモールドがあまりに浅いので、t0.5プラ板から作り直しました。




エアーホースは、元から付いていたプラ製の物を左側に、右側には銀河パーツのN-070を2本。
以上でデッキ周りは完了。




さていよいよ製作記事その3で削ってしまった側面フィルターの製作です。

この部分はGMのコルゲート板を使うか、真鍮線を並べて作るかいろいろと悩んだのですが、
使い慣れたプラ板にPカッターでスジ彫りする事にしました。

Pカッターで縦スジを平行に彫って行く方法ですが、
今回は刃を3枚重ねて彫って行く方法を試してみました。

具体的には、まず定規に当てながら3本彫り、刃1枚を新たな面に置き、
残りの2枚で既に彫られた溝をガイドとして進めていく、と言った感じです。




試作した結果がこちら。

まず最初に2枚刃で試してみたのですが、ガイドにはまる刃が1枚の為
どうしても途中で脱線してしまいます。

そこで3枚刃にした結果、格段に脱線し辛くなり仕上がりもスッキリしました。
これならプラ製コルゲート板として使えますね。




出来上がった板からは必要な寸法で切り出します。




機械室側面には、接着剤流し込み用の穴をふんだんに開けておきましょう。




位置決めをしたら裏から瞬着で固定。




フィルター上下には0.3mmプラ丸棒で留め具を再現。




反対側も同様の作業です。
これにて誤爆して失ったフィルターが復活です。
失ったお陰でひとつ勉強になったのでよしとしましょう。




続いて屋根上のフィルターの製作。
ここには長方形のフィルターが4枚載ります。




フィルターの製作はいつも通り、t0.5プラ板に図面をスプレー糊で貼り、
それを切り出した後にシンナーうすめ液で剥がす方法で作ります。




4枚切り出し完了。
周囲をヤスって形を整えましょう。




切り出した4枚のプラ板の上にはメッシュ表現を施します。
これも色々考えた結果、ハセガワトライパーツ「モデリングメッシュ42・正方形L」を使う事に。
とても薄い割りに腰の強い製品です。
カッターナイフで切り出せますが、直ぐに刃こぼれしますので常に新鮮な刃で作業します。




必要なサイズで切り出したら




板に接着。
網目が埋まらないように周囲のみ接着してあります。




側面にはt0.14プラ板で、フィルターの立ち上がり部分を再現します。
これは元になる屋根から0.5mmだけ上辺を飛び出させる必要があるので、
t0.5プラ板で治具を作り、それに上辺を合わせて位置決めをします。




こんな風になります。
ここに4枚のフィルターを落とし込む訳です。




4枚のフィルターは中心部が高く、家屋の屋根の様に付きますので、
中心にt0.5プラ板から作った帯板を置き高さを与えます。




結果このようになる訳ですね。




さて、ほとんどのパーツが付き全体像が分かってきました。




細かい部分を仕上げたらいよいよ・・・塗装に入れるかな?
その前に電気的な作業も残っているし安心は出来ませんね。

以上、9/23~24の作業でした。

続きはこちらへ。
Nゲージ・KORAIL(韓国鉄道公社)ムグンファ号の製作その14

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