1/12 9mmゲージ ポッポの丘の手漕ぎトロッコの製作の第3回です。
前回の記事はこちらへ。
「1/12スケール 9mmゲージ ポッポの丘の手漕ぎトロッコの製作 その1」
「1/12スケール 9mmゲージ ポッポの丘の手漕ぎトロッコの製作 その2」
high speedなridingの姿勢で固定だった乗務員人形を上腕可動式に改造しましょう。
肩・肘を切断し、断面をプラ板で塞ぎます。
プラ丸棒とM2のネジで着脱可能な中心軸を作り、肩と肘の2点での可動式としました。
手首は固定です。
車体にはプラ板を箱に組んだ物を取り付け、ハンドル用の支柱としました。
車体から伸びる黒いゴムはハンドル中心軸の回転用で、動力ユニットのウォーム軸に繋がっています。
ハンドル周辺はご覧のような部品構成になっています。
全てプラ板やプラ棒からの工作です。
ハンドル中心軸の保持にはタミヤのミニ四駆用グレードアップパーツNo.111「丸穴ボールベアリング」を奢りました。
これで僅かなタイムの短縮に繋がるかもしれません。繋がりません。
電飾用の配線を作ります。
サドルの支柱の中心に穴を開けリード線を2本通します。
真鍮板とスプリングから集電舟を作りました。
車体裏にリード線と繋いだ集電舟を配置します。
集電舟は前輪のフランジ先端に当るよう接着しました。
結線完了!
人形の方にも加工を。
3mm径の白色LEDを加工し、抵抗を介してリード線と繋ぎました。
いきなりサフ吹きまで終わっていますが・・・。
テストランで思いのほか手間がかかり、何度もピットインした関係で途中の写真を撮り忘れました。
男は背中で語る。
ご覧のように重心が高い為、僅かな左右のバランスの崩れでコースアウト(転倒)してしまいます。
ふくらはぎ内部に鉛板を追加したり、動力台車下部に極細真鍮線を入れて車輪のブレを防いだりと色々行った結果、
平面であるならば姿勢を維持して走行できるようになりました。
バンク(カント)が苦手なマシーン(手漕ぎトロッコ)ではサーキット(レンタルレイアウト)で最速になれるかどうかは未知数です。
次回予告
「モデリング」
モデリングって物は、そりゃあ楽しい物さ
ただし、作る側に回らなきゃ話にならない
たっぷりと泥水(作業台)の中を這いずり回って、最後にはマスキングテープをむく
そんな活きのいい獲物に出会えば、モデラー冥利に尽きるというもの
そうだろう、G'S少佐?(実際はヒラ)
次回はいよいよお楽しみ、塗装~完成へ。
続きはこちら。
「1/12スケール 9mmゲージ ポッポの丘の手漕ぎトロッコ(完成)」