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大型二種(バス)免許の取得

2006年01月04日 | 乗り物関連
hatamaruは生まれも育ちも福岡県で、大学進学を機に一人暮らしを始めましたが、県内で唯一、大型免許の検定を実施する試験場が大学の近くにあり、さらに県内2箇所の大型自動車用練習場が実家近くにありました。「大型の免許を取れるのは今が一番だな」と気が付き、22歳の春、「マイクロバスが運転できたら楽しいだろうな」との思いで、大型一種免許取得を決意しました。
大型免許の取得方法には一種(トラック)/二種(バス)共に、試験場での直接受験と教習所での技能試験免除の二種類がありますが、時間と費用の面より、直接受験以外は考えないことにしました。2002年の道路交通法改正により、その試験内容はかなり厳しいものとなったようです。具体的には、大型二種免許では大型一種免許(仮免許)が必須となる上、路上における実技試験と応急救護の受講が義務付けられました。

一般的には大型一種免許の取得には、直接受験の場合で10回程の受験が必要と言われていますが、私は比較的短期間で合格を頂き、練習費用を含め3万円程で免許を取得することができました。がしかし、試験最終日に大型二種を受験するオッサンに「一種は簡単だからね~」と、見下されたような言葉を投げかけられ、「何だこのヤロ、だったら俺も二種を取るか…」という何とも不純な動機がきっかけとなり、大型二種免許の取得を思い立ちました。大型二種免許を持っていれば、バス・タクシーに加え、近い将来には運転代行業務にも、二種免許の取得が義務付けられる予定とのことですので、路頭に迷うことはないでしょう。(甘いか…)

大型バスの運転をする場合、まず始めに運転席の位置がトラックとは大きく異なります。トラックの場合には前輪の真上に運転席がありますが、大型バスの場合には、前輪より遥か前方に運転席が位置することとなります。このため、ハンドルを切るたびにドライバは道路から突き出した位置に思い切って飛び出す形となります。これに慣れること、そして円滑かつ迅速な始動/制動(メリハリある運転)が行えること、常にお年寄りと新生児を乗せているつもりで運転を行うことがポイントとなりました。大型二種免許の取得には、直接受験ではいつまでも合格ができない人もめずらしくない程、時間と根気が必要となるようで、10~20回の受験は覚悟するようにと教わりました。ところが私の場合には、練習場での2時間と、3回の試験で合格を頂くことができました。指導教官からは、「あんた珍しいなぁ~、そんなに簡単に普通は取れんのだよ。」との言葉を頂きましたが、取得への近道についてのポイントを冷静に分析してみると下記のようになります。
 1.hatamaruは基本的に車の運転が好き。
 2.路上でバスを運転できることに並々ならぬ喜びを感じた。
 3.路上に出る為に、場内コースでは絶対にミスをしないよう細心の注意を払った。
 4.教官への質問を積極的に行った。
大型自動車免許の受験者には様々な理由を抱えた方が集まってあり、その多くは生業としての必要に迫られ、免許取得を試みてあるようです。その為、『下手っぴドライバ』も想像以上に数多く見受けられました。また、バスの免許取得においても、バス会社から期限付きの試験費用免除を受けてある方が多いようで、その重いプレッシャーを背負ってある方が多いようです。hatamaruは初めから自腹で試験を受けている上、たとえ教習車であっても、路上で大型車を運転させて頂ける事に多大な喜びを感じながら、常にワクワクドキドキ状態で教習に臨んでいました。ですから叱られながらも教官へ色々な質問をしていました。(本来であれば、必要最低限の内容以外は教官は教えてはくれないそうです…)もっと永く教習を受けたい(バスを運転したい)という想いとは裏腹に、お蔭様で短時間での免許取得を実現することができました。

 今日の格言 『二種免許 取得はしたけど 使わねぇ』

皆様、九州へお越しの際には是非、hatamaru観光を御利用下さい。


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