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Feelin' Groovy 11

I have MY books.

高尾山

2009-10-06 | 旅行
横浜の次の日は東京八王子市の高尾山周辺へ向かいました。

もともとは【高尾山トリックアート美術館】が目的だったのですが、
そこまで行ったならということで
まず先に目と鼻の先の高尾山に登ります。

登るといっても
標高599mのうち472m付近まではリフトを使用し、

頂上まで1号路で徒歩で40分ほど。

一番楽なコースで頂上まで行きました。

山のてっぺんでは必ず三角点を探してしまいますが、
ちょっと寂しげな感じでたたずんでいました。

眺望は・・・

肉眼ではこの中央にうっすら富士山が見えましたが、
写真では見えにくいですね。

標高が低い山なので多くの木々に囲まれていて
平地が広がっているので
頂上というよりは近所の公園のようでした。

1号路で行けば道はびっくりするほど整備されていて
途中に食事できるところや寺院もあり、
子どもからお年寄りまでほとんどの方が気軽に登ることができるという点で
東京近郊の方に親しまれているのは理解できます。

そこがミシュラン三ツ星に指定された理由なのかな。

気になったので調べてみたけれど
三つ星に選ばれた主な観光地について
この中の
7. 作り物ではない本物としての魅力と調和
ってのは違和感がありますね。

かなり人工的な山に感じましたよ。

でも、だからこそ私みたいなのがひょこっと行っても
安心して登れるってなもんです。

まだまだ暑い9月中旬でしたが
頂上では一足先に秋を感じることができました。

そういえばススキも最近は近くでじっくり見たことなかったな。


開国博について4

2009-10-02 | 旅行
最後に一番楽しみにしていたアースバルーン「HOME」を観ました。

夜空に浮かぶ地球。
直径約20メートルととても大がかりなもので、
光と音楽と映像で「地球を大切にしよう」というメッセージが
分かりやすく表現されていました。

↓こんな感じです。

*写真をクリックすれば最近凝ってまた作ってしまった動画が見られます。
 自分の動画は流れが分からないので言葉を加えてしまってますが…
 実際は言葉がなくて、それでも十分伝わってくる素晴らしい作品


屋外でプラネタリウムを観る感じ。

期待通り。
満足です。

かわいい動物が駆けていて楽しそうだなぁ~
あら綺麗なお花だなと思ってぼーっと観ていると、
突然それらの生き物が真っ黒になってガ━━Σ(゜Д゜|||)━━ン!!
あ~元の状態でいられるようにしなきゃね、と自然に思えました。

自分が地球以外の惑星に住んでいて
地球を眺めている気分も味わえます。

なぜだか手塚治虫の漫画『ノーマン』を思い出しました。

これははなまる


ただ…


外からも観られるのが開国博の敗因…

開国博について3

2009-10-01 | 旅行
最後に「Y150 トゥモローパーク」へ行きました。


まず「未来シアター」で『BATON』の第2話と3話を鑑賞。


これは会期中に3回に分けて上演されていて、
私たちが行ったときには第2・3話を観ることができました。
何も考えなければ結構楽しかったと言えます。

大切なものはなにがなんでも未来へ引き継ぐ。

だからタイトルが『BATON』なのかぁと
思い至りました。

しかし作品でOSやらメモリやらの言葉が重要なキーワードになっている中、
コンピュータに慣れ親しんでない方々は、どれほど理解したんでしょうか。
まず受け付けないでしょうね。

実際「何かよく分からない」と言っている年配の方もおられます。

こんな感じ→ダイジェスト

開国博のテーマが『未来への「出航」』で
それに囚われるあまり、
過去から現在に大切なものを伝えてきてくれた人々を
ぞんざいにしている気がして残念でした。

普通に映画館で観るならよかったんですけどね。

開国博について2

2009-09-30 | 旅行
気を取り直して、軽く夕食を。

赤レンガ倉庫に行ってバーガーが食べたいよぉという気持ちをしきりに抑えつつ、
せっかく来たのでと
会場内の「黒船レストラン」で黒船カツカレーを食べました。



おそらく黒船をイメージした黒の器に
通常よりは幾分黒っぽいカレー。

おしゃんびーに見えるけれど、
普通においしかったですよ。

そしていかにもつまらなそうな「横浜ものがたり」を
ほとんど素通りに近い形で見学し、


NISSAN Y150ドリームフロント & スーパーハイビジョンシアタ−へ。


まずスーパーハイビジョンシアターを観ました。
こちらも私たちが綺麗な画像に見慣れてしまったからか
映像はきれいなのに感動は薄く、
内容としても強制的に教育TVを見せられている気分。

つづくゾーンも結局会社の宣伝あるいはイメージアップの押しつけみたいで、
しかも方法が普通。

今のこの大切なものを未来へ残していくために、
思いやりのある地球にするために
明日からできることを紙に書こう!なんて…
これまで散々やってきた結果が今なんですけど?

もともと開国博の趣旨が違うのかもしれないけれど
なんちゃら博と名のつくものに行く側としては
新しいもの、普段触れられないものを求めてしまう。

これでは不評も納得せざるを得ない。

もちろん電気自動車「PIVO2」に責任はなく、
とてもかわいらしいし、未来を考えた車ですのよ。


まあなんとも、なんとも……

開国博について1

2009-09-28 | 旅行
閉幕していろいろ取りざたされている「開国博Y150」

153日間の会期で500万人の有料入場者を予定していたにもかかわらず、
約120万人しか入場しなかったそうですね。

不評と知りつつ999号乗車の翌日足を延ばして(かなり延ばして…)
行ってきましたよ。



事前に計画してから行くgroovyとしては、
このY150(ベイサイドエリア)、3時間ぐらいあれば周りきれると分かっていたので、
夜間割引(普通入場券2400の半額)で入場。

17時からの入場までに時間があったので
さきに無料会場の「黒船トリックアート」などを見学しました。

【黒船トリックアート】

象の鼻会場の路面に描かれているのですが、
みなさんは立体的に見えますか?
よくよーーく見ると、夕陽を浴びて航行する黒船を
上空から観察しているような気分になってきますね?きますねっ??


さて、いよいよ入場。
時間の決まっているものから見るのが鉄則ですのでw
まずラ・マシンの巨大グモを見学。



「ラ・マシン」はフランスの劇団ですが、なぜか操縦は日本人。。


時間になると動き出し、


クモの糸に見立てた水を吹き付けて…


観客がどんどん後ずさりしていきます。


これだけです。

動きは直線方向のみ、
水をかけられるのもUSJのウォーターワールドのバケツの水に慣れてしまった時代には
新鮮さがありませんでした。

本来私は、作品本体だけでなく、
その周囲の景色や建物なども要素として含めたアートが大好きです。
ですからこの巨大グモも楽しみの一つでした。

もちろん機械自体に感心はしますが、演出がねーー。

動くことができる場所が限られているのならせめて、
ゲリラ上演したほうが盛り上がったのではないでしょうか?


  普段はクモは木の下で休んでいます。でも――
  
  「あれ?」
  「うん?」
  「ねぇ、今動かなかった?」
  「ほんと?」
  「ん~気のせいかな…」
  
  (クモの足が頭上に振りかぶる)
  
  「うっ」
  「うわぁああああ~」
  「逃げろ~~~~ピューッ!≡≡≡ヘ(*゜∇゜)ノ」
  
  (来場者、逃げまどう)

みたいな、ね