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Feelin' Groovy 11

I have MY books.

何も間違っていない。

2006-05-05 | 村上春樹
『風の歌を聴け』で鼠が語った小説。

自分の乗っていた船が太平洋のまん中で沈没。
鼠は浮き輪につかまって星を見ながら1人っきりで夜の海を漂っている。
そこへ女が泳いでくる。
2人は世間話をする。
夜が明けると女は島がありそうな方に泳ぐという。
鼠は島は無いかもしれない、それよりここに浮かんでビールを
飲んでれば、きっと飛行機が救助に来てくれるさ、って言う。
けれども女は1人で泳いでいってしまう。
女は2日と2晩泳ぎ続けてどこかの島へたどりつく。
鼠は飛行機に救助される。

何年か後、2人は偶然会う。
女は自分が間違っていたと思うか問う。
鼠は、みんな間違ってるのさと答える。


私はこの2人について、何か間違っていたかを随分と考えた。
両方正しかった。
みんな同じ、さ。

村上朝日堂

2006-04-22 | 村上春樹
愚痴はブログに載せないと決めていて
仕事で疲れ果てたときは書かないでいたら
更新せずに早1ヶ月。
            
時の流れは早いのぅ。  

ところで「村上朝日堂」が3ヶ月限定で復活。
それに気づいたのは復活後1週間を過ぎていた。
周りに特に村上春樹さんのファンがいないので
誰も情報をくれず、
自分で見つけるしかない状況下、
虫の知らせで発見した。

もしかして朝日新聞には紹介されていたのかな。

昨日の「ボストン便り」みたいなものに
「すべてのメールを読んでいます」とあったので
メールをしようと思い立つ。
けれども伝えたいことといったら
何度も読みたくなる本を書いてくれてありがとう、
と感謝の気持ちくらい。

更新休止となる前までには送ってみよう。かな。

くもざる

2006-03-26 | 村上春樹
豊橋動植物園にクモザルがいた。

『夜のくもざる』(新潮社)を読んでいると
私の頭の中ではだんだん「くもざる」は
猿ではなく蜘蛛になってしまっていた。

ああ、そうか。
クモザルは猿だったか。

無論、物真似はしなかった。

幸せそうな黒いねじ

2006-02-01 | 村上春樹
  私に釣り銭をわたすと、彼はまた泡立て器の分解をはじめた。
  たくさんのねじがサイズにあわせてそれぞれの白いきれいな
  皿に区分されていた。
  皿の上に並んだ黒いねじはみんな幸せそうに見えた。
  (『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
    村上春樹著 新潮社)

今日は幸せそうな黒いねじを想像する。