🙏 地蔵盆 🙏
地蔵盆は、地蔵菩薩の縁日で、厳密には毎月24日であるのですが、一般的には、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものを標して御座います。
ただし、寺院に祀られているお地蔵様ではなくて、道祖神信仰と結びついた「路傍や街角のお地蔵さん」いわゆる「辻地蔵」が対象となって御座います。
✒️ コロナでも
お地蔵さまへ
盆参り
8月も終盤に差し掛かると、関西を中心に地蔵盆という行事が行われます。
地蔵盆の主役は地域の子供たちです。
京都が発祥と言われている地蔵盆、近年では少子化や住宅事情などの兼ね合いで中止または簡略化される傾向があります。
しかし一方で、伝統的な行事を後世に受け継いでいこうという動きも強まっているようです。
そこで今回「終活ねっと」では地蔵盆の数珠回しについて調べてみました。
【数珠回し】は「百万遍念仏」のことでして、百万遍念仏とは、念仏を百万回唱えることです。
亡くなった人への追善や、自分自身の往生・成仏など様々な祈祷を目的として念仏を唱えることを言います。
単に念仏を繰り返し唱えることを百万遍念仏と呼ぶこともありますが、大きな数珠を大人数で回しながら念仏を唱えるやり方がよく知られて御座います。
百万遍念仏に使われる数珠のことを百万遍念仏数珠と呼びます。
大きな珠が連なり数メートルにもなるもので、これを手にした僧侶や信者が輪になり、念仏を唱えながら数珠を繰り回していきます。
では、なぜ地蔵盆で数珠回しをするのてしょうか?
地蔵盆は子供たちのために行われるものです。
数珠回しは、地蔵盆の最も重要な行事とされて御座います。
みんなで数珠を回すことで、子供たちの無病息災を願うのです。
数珠回しには様々な思いが込められています。
百万遍念仏を唱えることで極楽浄土を願うという目的もありますが、ひとつの数珠でみんながつながることは、仏様の前ではみな平等という教えを表しているとも言われて御座います。
地域の人々が数珠を通じてひとつになり、地域の宝である子供たちの幸せを願うことが、地蔵盆で数珠回しを行う大きな理由となっているのですね。
数珠回しの行い方 ……
では、地蔵盆での数珠回しは、具体的にどのように行うのでしょうか。
数珠回しのやり方は、地域の習慣によって異なる可能性もあります。
ここではごく一般的な流れについてお話いたします。
前に少し触れたように、地蔵菩薩の縁日は8月24日というのが一般的ですが、実際には子供たちが集まりやすいよう、前後の土日に行われることが多いようですね。
なので、夏休みも終盤、地域のお寺や公民館など座敷のある場所に子供たちが集まります。
座敷には、長さ数メートルはある大きな念仏用の数珠が、輪になって置いてあります。
子供たちはその数珠を囲むように輪になって向かい合い、正座します。
そして数珠を膝の上に取り、お坊さんのお経に合わせて念仏を唱えながら横へ横へと動かしていきます。
数珠の房の部分が回ってきたら、房を持ち上げて頭を下げ、お祈りを致します。
お父さんお母さんに感謝し、家族の無病息災を願うのです。
数珠回しのスピードはどんどん速くなります。
何周回すかは地域によって違いがありますが、10周ほどで終了というところが多いようです。
地蔵盆で行う数珠回し以外の行事
地蔵盆では数珠回しの他にも、主役である子供たちにのびのびと遊んでもらえるよう、町内会や自治体、商店街などの主催でさまざまな出し物やイベントが行われます。
夏休みの終盤、地蔵盆を楽しみにしている子供たちも多いようです。
✒️ 子を護る
数珠回しに
幸せを
みんなで願ふ
地蔵盆かな
詩人名
君影美孔雀 ♍
( きみかげ の くじゃく )
【 詩女名 恵美子 】
🎨 全く師を持たない主義
プチアマ 自己自画画家名
ニャンコ姫 LOVE-GREEN 🍀
■ Goo Mobile
君影美孔雀 ♍
こと 恵美子より微笑み返しと感謝を込めまして✏(⌒‐⌒)🍀